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Jira Automationで定期的にタスクを起票、そして編集する

Last updated at Posted at 2021-12-08

この記事はセゾン情報システムズ Advent Calendar 2021 9日目の記事です。

Jiraでタスク管理を行っていると毎週同じ作業があって忘れないようにチケットを切ることが良くあります。
その際、毎週同じチケットを作成するのは面倒くさいし、そもそもチケットを切っておくことを忘れたりすることがあるのでJira Automationで自動化してみました。

手順は簡単

Jiraのプロジェクトから「プロジェクト設定」⇒「自動化」へ遷移し、ルールを作成
image.png

今回は毎週同じ時間に作成したいので「スケジュール時」を選択
image.png

こんな感じで設定
image.png

アクションは「課題の作成」を選択し、必要なフィールドを入力
この際、期日に{{now}}を設定しておくとその日が期日となるのでボードやフィルターを使っているプロジェクトであればひっかけてリマインドすることも可能ですね。
image.png

これで必要最低限は完成ですが、今回は作成したばかりの課題を【TODO】から【進行中】にトランジションしておきたいと思います。
本題とはズレますがこれは私のチームではボードを使ってタスク管理をしており、毎朝ミーティングで今日行う作業を【進行中】に移動する運用を取っているからです。

Automationの中で作成した課題に対して操作を行うためには少し工夫が必要です。
シンプルに以下のフローを作成しても新規作成された課題のトランジションは行われません。
image.png

これは、ルールのメインブランチが、作成された課題ではなく、トリガーの課題に常に適用されるためです。たとえば、「課題の作成」アクションの後に「課題に関するコメント」アクションを追加すると、作成された課題ではなく、トリガーの課題にコメントが追加されます。
詳細は公式ドキュメント参照⇒https://support.atlassian.com/cloud-automation/docs/jira-automation-branches/

なので「課題の作成」アクションの後には「新しいブランチ」を作成します。
image.png

そしてブランチで対象とする課題は「最も最近に作成された課題」を選択します。
image.png

ブランチの中でトランジションのアクションを実行します。
最終的には以下のようなフローになります。
image.png

完成です!

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