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ネガティブ思考の新人エンジニアがポジティブふりかえりをしてみた結果

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Last updated at Posted at 2025-12-25

この記事は 株式会社カオナビ Advent Calendar 2025 24日目(シリーズ2)の記事です。

はじめに

新卒としてエンジニアのキャリアをスタートさせた毎日は、想像以上に目まぐるしいものでした。

チームメンバーと自分を比べてしまい、「自分はなんて実力が足りないんだろう」と落ち込んだり、常に焦りを抱えながら過ごしていました。

しかし、ある時をきっかけに、少しずつですが自分を認めてあげられるようになっていきました。

この記事では、私が実践した、「他人との比較」ではなく「過去の自分」との差分に目を向けるため行ったふりかえり手法を紹介します。

背景:何も出来ない自分に落ち込む日々

当時の状況
新卒で配属されたチームは、当然ながら私より遥かに経験豊富な先輩ばかりでした。

スクラム開発を通して、先輩方が着実に成果を出していく一方で、自分はなかなかタスクが進まない。
場合によっては先輩に自分のタスクを巻き取らせてしまうこともありました。
自分の力不足を痛感し、申し訳なさと焦りが募る毎日。どうしても「できないこと」にばかり目が向いてしまい、自信を持てずにいました。

転機となった1on1
そんなある日、先輩との1on1でこんな言葉をかけられました。

「君は反省するのは得意だけど、自分のよかった部分を見つけるのは下手だよね」

この言葉にハッとさせられました。今まで「反省」ばかりを繰り返して、自分で自分のメンタルを削っていたことに気づいたのです。
そこで先輩から、「『よかったこと』だけを書くふりかえりをやってみたら?」とアドバイスをいただき、そこから「ポジティブふりかえり」を始めてみることになりました。

実践:「ポジティブふりかえり」

何事も三日坊主になりがちな性格なため、毎日決まった時間にSlackの自分のチャンネルにワークフローで通知を飛ばし、半強制的に書く「仕組み」を作りました。

フォーマット

  • やったこと / わかったこと / できたこと
  • 今日のカッコよかったポイント

実際のふりかえり例

  • やったこと / わかったこと / できたこと
    • #〇〇(チケット番号) 〇〇機能にキーワード検索を追加する
      • IME(Input Method Editor)の挙動について理解を深められた
  • 今日のカッコよかったポイント
     * なんとか今日中にレビュー依頼まで漕ぎ着けた!

効果
初めは、カッコよかったポイントを書くことに抵抗があったり、そもそも見つけるのが難しかったですが、技術的な成果だけでなく、「なんとかやりきった自分」を認める項目を作ったことで、自分を許せるようになっていきました。客観的に自分の進捗を眺めることで、少しずつですが「自分も進んでいるんだ」と感じられるようになりました。

おわりに:同じ悩みを抱える新人エンジニアの方へ

これまでは「どうして自分はできないんだ」と自己否定ばかりしていましたが、毎日ログを残すことで、前よりも少し自分を認めてあげる「自己受容」ができるようになっていきました。
その結果、他人との比較ではなく「昨日の自分より成長できたか?」という軸で考えられるようになったのです。

もし今、周りのレベルの高さに圧倒されて、「自分は何もできない」と焦りを感じている方がいたら、ぜひ「ポジティブふりかえり」をしてみてください。

「エラーログが読めた」「質問の文章がうまく書けた」。
そんな些細なことで構いません。それは間違いなく、昨日の自分からの前進だと思います。

「すごい他人」との差分に落ち込むのではなく、「過去の自分」との差分(成長)を喜ぶこと。それが、エンジニアとして長く、楽しく走り続けるための秘訣ではないかと、今の私は感じています。

正直に言うと、この習慣を続けている今でも、すごい先輩たちを前にして「自分はまだまだだ」思う日はあります。魔法のように悩みがゼロになったわけではありません。

でも、ログを見返して「過去の自分よりは進んでいる」と確認することで、以前よりも早く立ち直れるようになりました。

私もまだまだ成長の途中です。もし今、同じような焦りを感じている方がいたら、一緒に少しずつ「昨日の自分」を超えていきましょう。焦らず、腐らず、やっていきましょう!

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