13
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Amazon SageMakerとAmazon FSx for NetApp ONTAPで実現する機械学習基盤 第2回

Posted at

はじめに

こんにちは。ネットアップ合同会社 Specialist SEの月岡です。
「Amazon SageMakerとAmazon FSx for NetApp ONTAPで実現する機械学習基盤」を全4回でお届けします。
前回の第1回記事はご覧になられましたでしょうか。
ご覧になられていない方は、是非ご覧ください。

やってみた

今回は、② Notebookインスタンスを作成し、NFS Volumeをマウントをやってみたいと思います。

 ① Amazon FSx for NetApp ONTAPを作成し、Notebookインスタンス用のNFS Volumeを作成
 ② Notebookインスタンスを作成し、NFS Volumeをマウント
 ③ NetApp DataOps Toolkitをインストールし、NFS VolumeのSnapshot取得 / FlexCloneを作成
 ④ ライフサイクル設定により、再起動後もNFS Volumeの自動マウント / NetApp DataOps Toolkitの自動インストール
image.png

Notebookインスタンスを作成し、NFS Volumeをマウント

Amazon SageMakerでNotebookインスタンスを作成する。

  • AWSマネジメントコンソールにログインし、SageMakerを検索する。
    image.png

  • 画面左の選択メニューからNotebookインスタンスを選択し、作成画面に進む。
    image.png

  • Notebookインスタンスの設定で必要情報を入力する。
    image.png

  • アクセス許可と暗号化で必要情報を入力する。
    このとき、NotebookインスタンスからAmazon FSx for NetApp ONTAPをマウントするためにルートアクセスは有効にする。
    image.png

  • ネットワークの設定で必要情報を入力する。(今回は、Amazon FSx for NetApp ONTAPと同じVPC内に作成し、Security Groupも共用)
    image.png

  • Notebookインスタンスの作成をクリックする。
    image.png

  • Notebookインスタンスが作成されたことを確認する。
    image.png

NotebookインスタンスにAmazon FSx for NetApp ONTAPのNFS Volumeをマウントする。

  • アクションからJupyterLabを開くをクリックする。
    image.png

  • Terminalを開く。
    image.png

  • ifconfigを実行し、VPC内のルートを持つインターフェースを確認する。(VPC向けルートとして、eth2が割り当てられている)
    image.png

  • インターフェースにRouteを追加する。
    image.png

  • nfs-utilsをインストールする。
    image.png

  • マウント先のフォルダを作成する。(/fsxを作成)
    image.png

  • Amazon FSx for NetApp ONTAPのNFS Volumeをマウントする。
    image.png

以上でAmazon SageMakerのJupyter NotebookインスタンスにAmazon FSx for NetApp ONTAPのNFS Volumeをマウントすることができました。
NFS Volume内に大容量のデータセットやスクリプトを配置することができるので、Amazon SageMakerをより柔軟に利用することができますね。

次回予告

Jupyter NotebookインスタンスにNetApp DataOps Toolkitをインストールし、
Jupyter NotebookインスタンスからNFS VolumeのSnapshot取得やクローン作成ができることを確認します。

主な参照元

13
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
13
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?