まとめ
1
キーボードはApple Alminium (JIS)にする。
2
次のスクリプトを bin/ibus_start.sh
などに保存します。
#!/bin/bash
# Check if ibus-daemon process is running
if ! pgrep -x "ibus-daemon" > /dev/null
then
#echo "ibus is not running. Starting ibus-daemon..."
ibus-daemon -drx
#echo "ibus-daemon started."
fi
# set default layout to norman
ibus engine xkb:us:norman:eng
# start mozc-jp
ibus engine mozc-jp
# change keycode 132 to backtick/tilde key.
# use echo instead of reading file
# xmodmap $HOME/.Xmodmap
echo "keycode 132 = grave asciitilde" | xmodmap -
3
これを.bashrc
から呼び出すように次の行を追加します。
. $HOME/bin/ibus_start.sh
4
ubuntu デスu クトップの「自動起動するアプリケーションの設定」で、
gnome-terminal
を指定します。
ibus_start.sh
そのものを起動する指定ではうまく行かなかったので、.bashrc
に書き込んでターミナルを起動することで、ibusの自動設定がかかるようにしました。
詳細説明
参考: https://namileriblog.com/linux/ubuntu22-04_keyboard_setting/
Ubuntu インストール後、まずキーボードを Apple Alminium (JIS)にします。
このようにするとかな、英数のキーを認識するようになりますが、そのままではqwertyなので、ibus engine でnormanレイアウトを設定します。
ibus engine xkb:us:norman:eng
その次にmozc-jpにするとnormanレイアウトで日本語入力ができるようになります。
ibus engine mozc-jp
但しこのままでは、かな・英数キーで切り替えができないので、mozcのキー設定でIME有効・無効を切り替えられるようにします。
設定ウィンドウが出るように、
sudo apt install mozc-utils-gui
をやっておきます。
ここまでで日本語入力も含めてnormanレイアウトが使えるようになる。
normanレイアウトだと、半角/全角 キーに`~
が割り当てられますが、macキーボードには半角/全角 キーがないので、代わりにnormanでは空きになっている\|
キーにそれらを割り当てます。
xevで調べるとkeycodeが132なので、
echo "keycode 132 = grave asciitilde" | xmodmap -
を呼ぶことでマッピングを修正します。
追記
ibusよりもfcitx5の方が良いという記事をいくつか見かけたので、結局fcitx5-mozcに変えました。
normanレイアウトにする方法は16.04の時と同じ。
Ctrl-Spaceで一旦mozcに切り替えてしまえば、後は英数・かなキーで直接入力と切替え可能。
やはりibusより簡単だなと思いました。
余談
古いMacで遅いため、一旦起動してしまえばまぁまぁ実用には耐えますが、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで何分もかかります。
起動していることを見えるようにするのに、/etc/default/grub
を編集して、
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash"
にしておくと、起動メッセージが画面に流れて動いていることが確認できます。
Googleアカウントの紐付けをしようとしたらフリーズします。
に書いてあるとおり、
WEBKIT_DISABLE_COMPOSITING_MODE=1
にしてgnome-control-center
を起動してアカウント作成すると良い。