1. はじめに
IoTセンサーデータの可視化ってどうしてますか?せっかくだからリアルタイムでグラフが動くの、やりたいですよね?
有償ですが、MotionBoard Cloudというサービスがあるので、それをつかってやってみます。
2. Webiotとは
超簡単に始められるIoTセンサーです。
月額制でBluetooth版とLoraWAN版があり、
2019年4月現在、温度・湿度・気圧・照度・人感・距離・CO2センサーなどがラインナップされています。
Bluetooth版はゲートウェイがセットで必要になります。
開封の儀は以下の記事が参考になるかも。
3. MotionBoardとは
データベースやセンサーデータなどを可視化できるソフトウェアです。
商用ソフトウェアですが、各種データベースとの接続や高度な可視化・分析機能が使用できます。
4. 連携手順
Webiotコンソール
Webiotを契約すると利用できるIoTセンサーの管理画面です。
申込時のgoogleアカウントに紐付かれていますので、センサーデータの受信設定などは不要です。
他システムとの連携は「データ連携」->「ルール追加」から行うことができます。
MotionBoardとの連携
MotionBoardのIoTエディションが必要です。
「HTTP GET」でも「HTTP POST」でも送信できますが、今回はより簡単なHTTP GETで送信します。
「送信先URL」と「カスタムHTTPヘッダ」を設定します。
例えば、温湿度気圧センサーの場合、「送信先URL」は次のようになります。
https://iot-cloud.motionboard.jp/motionboard/rest/tracking/data/upload/simple?template=【リアルタイム連携用テンプレート名】&id={{id}}&temp={{value01}}&hum={{value02}}&pre={{value03}}
【リアルタイム連携用テンプレート名】は、あらかじめMotionBoard上でリアルタイム連携用テンプレートを作成しておく必要があります。作成した後、テンプレート名で置き換えてください。
次に、カスタムHTTPヘッダありにチェックを入れ、左側にCookie、右側にtenant=【MB契約時のテナント名】と記入します。
「テスト」ボタンを押して正しく送信できることを確認します。
正しく送信できた場合、200と表示されます。
MotionBoardでの確認
最後にMotionBoardの「データソース選択」->「system datasources」->「Realtime」->「StatusHistory」->【リアルタイム連携テンプレート名】にレコードが入ってくれば正しく受信できています。