ソフトウェアテストに関する論文を雑に読むと楽しいぞ - テストウフの続き的な記事です。
記事、といってもタイトルでほぼ言いたいことは言い切っていますが、日本でテストエンジニアやQAエンジニアをされている方が、海外のテスターやQAの記事を読むのも楽しいです。
読むメリット
日本でもテスト・QA関連の取り組みを公開している会社さんや個人はたくさんいるので、すでに情報は溢れています。
それでも海外の記事を読むのをオススメする理由がいくつかあります
フラットに読める
日本語の記事だと「すごい人の書いたやつ」とか「すごい会社の公開しているやつ」といった無意識の背景情報が含まれています。そうなると、最初から「すごい記事」のような思い込みで読んでしまう場合もあります。
海外の記事だと誰がすごいとかそうでないとか、日本人のそれほどにはわかってないので、ある意味文章の内容そのものにフォーカスして読むことができます。
同じところ・違うところに目を向けるきっかけにもなる
海外テスターの書いた記事を読んでいると、当然ながら日本での「ふつう」や「業界としてこうなってる」といった状況と違うところもあります。一方で「なんだ海外も日本と変わらないんだな」と気づく部分もあります。
こういった同じところ・違うところに気づけるのも一つ楽しいところです。
もちろん「海外」というくくり自体広すぎるので一般化はできないのですが、シンプルに幅が広がるなぁという印象です。
読みやすくなった
この記事の趣旨としては「英語で読め」というつもりは全く無くて、ページごと日本語に翻訳して読んじゃえばいいじゃんと思っています。
一昔前だと、ブラウザで「ページ全体を翻訳」とかしてもわけわからん文章が出てくることもありました。
しかし今は生成AI使わない翻訳でも普通に読めるものが出てきますし、それでもわからなければNotebookLMなどに突っ込んで翻訳や要約をしてもらえば簡単に内容を把握できます。非常に便利。
こうした、英語でがんばらなくともまともな日本語で読めるようになってきたというのも、ハードルが下がってよいですね。
意識高い気分になれる
アレな書き方をしましたが、気分は大事です本当に。
どこから読めばいいのか
じゃあどこの何を読めばいいの?となると思います。
個人的オススメはLinkedIn経由で探して、面白そうなものはメールなりで購読するという方法です。
失敗談:Xで海外のテスターをフォローしまくるのはうまくいかなかった
海外テスターをフォローすれば自然に情報が入ってくると思ってやってみたことがあります。正直これは失敗でした。
失敗、というのはもちろんフォローした相手の方々が悪いわけではありません。自分の問題です。
Xでたくさんフォローすると、確かにテスト関連の情報が流れてくるのですが、日本語と英語で9:1とか8:2とかになるんですよね。タイムラインが。
このくらいの割合で英語情報が流れてきても、どうしても目が滑ります。つまり、視界には入っているけれども広告ツイートのような感じで、脳が無視してしまう感覚がありました。結果、読まない。ちゃんと。結局読まないつぶやきがタイムラインに増えるだけで、私にとっては有効ではありませんでした。
個人的にしっくり来ている方法:LinkedIn等で探して購読する
LinkedInでは海外のテスター・QAの方がニュースレター的な感じで直近の情報まとめを発信していたり、個人ブログのような形でLinkedIn上で書いていたりします。あとはMediumとかSubstackあたりのインフラも、日本より海外のほうがよく使われている印象ですね。
たとえば
などは最初LinkedInで見つけて購読していて、ここから気になる記事を読んだり、その気になる記事の書いてあるブログ自体を購読したりと、いろいろ広げていっているところです。
まとめ
「海外の情報を仕入れるとキャリアアップになる」とか高い理想を掲げてやり始めると大体続かないので、「へー」「ほー」「なるほどー」くらいに思って楽しみながら「自分いま有益なことしてるわ〜」という気分になるくらいがちょうどいいように思います。
実際サクサク読める記事もかなりありますし、私も知らなかったテスト自動化関連のリポジトリを知ったりして、けっこう発見も多いです。ぜひ。