1. はじめに
- ClickOnceでアプリケーションを配布する時にマニフェスト著名を追加したい
- 配布するアプリケーションでMicrosoft SmartScreenの警告を表示させないようにしたい
- Windows SDKでコード認証書ファイルを作成したい
2. 開発環境
- Windos SDK 10
- ClickOnce
- Visual Studio 2022
- Windows 11
- C# (配布アプリケーション)
- .Net 6 (配布アプリケーション)
3. Windows SDK 10のインストール
3.1. 下記サイトよりインストーラーをダウンロードする
3.2 インストーラーを起動して、指示通りインストールする
winsdksetup.exe
4. 証明書ファイルの内容
| 拡張子 | 取り扱い | 説明 |
|---|---|---|
.pvk |
公開厳禁 | 秘密鍵ファイル |
.cer |
公開 | 公開鍵を含む証明書ファイル （ユーザーに配布） |
.pfx |
公開注意 |
.pvkと.cerから生成される(Visual Studioでマニフェスト著名時に使用) |
5.証明書の作成
5.1. Developer Command Prompt for VS 2022を管理者として実行する
5.2. 作業用フォルダを作成する
mkdir c:\cert
cd c:\cert
5.3. .pvk , .cerファイルを作成する
makecert -n "CN={発行元に表示したい組織名} ,O={アプリケーション名},C=JP" -a sha256 -b {有効開始日 01/01/2000} -e {有効期限 01/01/2100} -eku 1.3.6.1.5.5.7.3.3 -cy end -r -sv {pvkファイル名} {cerファイル名}
-
入力後の3回パスワードの入力が求められる
-
有効期限日の00:00までとなるため、有効期限日+1を設定する
5.4..pfxファイルを作成する
pvk2pfx -pvk {pvkファイル名} -pi {makecert実行時に入力したパスワード} -spc {cerファイル名} -pfx {pfxファイル名} -f
6. 証明書のインストール
6.1. .pfxファイルをダブルクリックする
6.2.ローカルコンピューターを選択して、次へボタンをクリックする
6.3.次へボタンをクリックする
6.4 パスワードを入力して、次へボタンをクリックする
6.5. 証明書をすべて次のストアに配置するを選択して、信頼されたルート証明書期間を参照して次へボタンをクリックする
6.6 完了ボタンをクリックする
6.7. certmgr.mscを起動する
- インストールした証明書を確認する
7. ClickOnceの町名されたマニフェストへの登録(抜粋)
7.1. 公開のマニフェストの著名でClickOnceマニフェストに著名するにチェックする
7.2. ファイルから選択をクリックする
- 作成した
.pvkファイルを選択して、パスワードを入力する
8. 参考文献