はじめに
社会人2年目のy_yです。
昨年の10月にとある部署に配属されましたが、わずか5か月で別部署に異動になってしまいました。そんなこんなではや6ヶ月が経過しました。
そこで今回は、初めての異動と働き方のギャップをもとに改善を提案した話の紹介になります。
異動先で感じたギャップ
私は異動先において、前チームとの働き方の間にギャップを感じてしまっていました。もちろん新しいチームメンバーの方たちは、優しく支援体制をたくさん用意してくださり、気遣ってくれてました。何に対してギャップを感じてしまっていたかというと、分報がある環境から無い環境にいきなり変わってしまったことで仕事中に孤独を感じることが多かったことでした。さらに、現上司もTW中の仕事っぷりをもう少し監視したいという悩みがあるということを知りました。そこで、私は、分報を提案導入しようと決めました。
分報とは
分報とは、「自分の作業内容や気づき、ちょっとしたつぶやきをリアルタイムで共有する仕組み」です。
「分単位で報告する」を略して“分報”と呼びます。
もともとはリモートワーク環境で注目されましたが、実際にはテレワークに限らず、オフィス勤務の時でもどんな働き方のチームにも効果的です。
分報の目的は、メンバー同士の“見えない作業”や“思考の流れ”を見える化すること。
分報の目的は、メンバー同士の“見えない作業”や“思考の流れ”を見える化すること。
日報のように形式張らず、気軽に書けるため、チームの透明性が上がるだけでなく、
ちょっとした雑談やリアクションを通じて、自然なコミュニケーションが生まれるのも大きな魅力です。
「報告のための報告」ではなく、「仕事も雑談も含めて、チームが自然につながるための仕組み」——それが分報です。
導入する際に気をつけたこと
分報を提案導入するにあたり、分報の目的はもちろん、これから使ってもらう方々のそれぞれの視点でメリットがあることをアピールしました。そのために、自分の視点(担当層)、上司の視点で分報の目的、メリットを整理して説明し、最終的にチームメンバーの了承を得て分報を始めることができました。
導入後の現在
最初はチームメンバー4人 + 上司1人での想定でしたが、最終的には、現在14人の方に活用してもらってます!分報の恩恵は自分だけではなく、使用してもらってるメンバーにとったアンケートからも「自分が困っていることを上司に共有できたり、後輩が困っていることを把握できるのでとてもよいです!」や「テレワークの場合にあまりできない雑談を、互いに邪魔しないタイミングで実施しやすい。」のように記載があり、活用メンバーがうまく目的、メリットを理解して活用してくれていることが分かりました!
今後も活用メンバーで分報の新たなる改善や活用方法を模索して、もっと良いプラクティスにしていけたらと思います。
さいごに
自分の働きづらい点は有耶無耶にせず、打ち上げること、だけど、自分のためだけの提案になってしまっていないこと、以上の2点を意識して取り組みました。
今回の出来事は、分報という良き題材をもとに若手の自分でもチームのルール等を変えていくことができるという良い経験を積むことができたと実感しています。