【Day2】AWS CLIとkubectlをインストールせよ!~道具を揃える~
🥋 はじめに:修行の第一歩は「道具集め」から
EKS道場へようこそ。本日は修行の前に欠かせない道具――
AWS CLI / kubectl / eksctl を揃える日です。
これらはまさに、クラウド道場における刀・巻物・設計図のような存在。
インフラの世界でも、まずは形から!
今日はそれでいいのです。細かい意味はわからなくてもOK。
インストールして、動かせる状態にすることがゴール!
🛠️ その1:AWS CLIをインストールせよ!
▶ AWS CLIとは?
AWS CLI は、AWSリソースをコマンドラインから操作できるツールです。
EKSクラスタの作成・削除、認証情報の設定などに必須となります。
▶ インストール手順(OS別)
macOS
brew install awscli
Windows
msiexec.exe /i https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.msi
Linux
curl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip"
unzip awscliv2.zip
sudo ./aws/install
▶ 動作確認
aws --version
出力例:
aws-cli/2.15.0 Python/3.11.4 Linux/5.15.0-... exe/x86_64
📦 その2:kubectlを手に入れよ!
▶ kubectlとは?
kubectlは、Kubernetesクラスタに対して命令を送るためのツールです。
Podのデプロイ、ログの取得、クラスタの状態確認などに使います。
▶ インストール手順(OS別)
macOS
brew install kubectl
Windows(PowerShell)
#Windowsで kubectl や eksctl を簡単にインストールするには、パッケージマネージャー「Chocolatey(チョコレートィー)」が便利です!
Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://community.chocolatey.org/install.ps1'))
choco -v
choco install kubernetes-cli
Linux
curl -LO "https://dl.k8s.io/release/$(curl -s https://dl.k8s.io/release/stable.txt)/bin/linux/amd64/kubectl"
chmod +x kubectl
sudo mv kubectl /usr/local/bin/
▶ 動作確認
kubectl version --client
出力例:
Client Version: v1.30.0
📝 EKSで使用するKubernetesのバージョンと互換性があるかを確認しておくと安心です。
🔧 その3:eksctlを手に入れよ!
▶ eksctlとは?
eksctlは、EKSクラスタを一発で構築・管理できる神ツールです。
YAMLファイルやコマンドで、VPCやノードの設定を含めて自動的に作成できます。
「クラスタをとにかく早く作ってみたい!」という人に最適。
▶ インストール手順
macOS
brew tap weaveworks/tap
brew install weaveworks/tap/eksctl
Windows(PowerShell)
choco install eksctl
Linux
curl --silent --location "https://github.com/weaveworks/eksctl/releases/latest/download/eksctl_$(uname -s)_amd64.tar.gz" | tar xz -C /tmp
sudo mv /tmp/eksctl /usr/local/bin
▶ 動作確認
eksctl version
出力例:
0.169.0
🧪 その4:トラブル時のヒント
道具を揃えるとき、初心者がよく遭遇するつまずきもまとめておきます👇
PATHが通ってない?
command not found: aws
のようなエラーが出たら、CLIがインストールされていても
シェルのPATHが通っていない可能性があります。
echo $PATH や .bashrc / .zshrc の設定を確認しましょう。
バージョンが古い?
古いチュートリアルを見てインストールすると、
最新のEKSと互換性がないバージョンになっている場合があります。
以下のコマンドで最新版を確認:
aws --version
kubectl version --client
eksctl version
権限が足りない?
特にWindowsやmacOSでsudoが必要な場面では、管理者権限が求められることもあります。
権限不足のエラーが出た場合は、適切なユーザーで再実行しましょう。
チェックリスト(完了したら ✔!)
- AWS CLI をインストールし、aws --version が出た
- kubectl をインストールし、kubectl version --client が動作した
- eksctl をインストールし、eksctl version が確認できた
これであなたの手には三種の神器が揃いました!
📜 まとめ:準備は整った、いざ道場へ!
本日は、EKS修行を始める上で欠かせない道具:
🗡️ AWS CLI
📜 kubectl
🏗️ eksctl
を揃える日でした。
「なんか難しそう…」と感じても、コマンドひとつずつ実行すれば着実に前進できます。
これが“道場流”の学びです🔥
次回予告 📢:【Day3】EKSクラスタを構築せよ!~道場を建てる~
いよいよ自分だけのEKSクラスタ(道場)を作成していきます!
eksctl を使って、数分でクラウドにKubernetes環境を構築してみましょう!
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