はじめに
- プロジェクト都合でライセンスの手配が遅れて、評価版で構築開始→それでもライセンス手配が間に合わないということがあった。
- 評価版のライセンスが切れると勝手に再起動はじめたりといろいろ不都合がある。
- そういったときの暫定的な対策として、評価版のライセンス期間を延長することができる。
評価期間の延長手順
コマンドプロンプト(管理者権限)で実行すること。
ライセンス状態の確認
「時間単位のライセンス認証の有効期限」「残りのWindows猶予期限リセット可能回数」を確認する。
slmgr -dlv
時間単位のライセンス認証の有効期限
評価期間の残り日数
残りのWindows猶予期限リセット可能回数
評価期間の延長可能回数
私の環境(評価期間の延長は一度も実行していない)では、以下のように表示された。
- 時間単位のライセンス認証の有効期限:24日
- 残りのWindows猶予期限リセット可能回数:6
評価期間の延長を実行
コマンド実行後、再起動する。
slmgr -rearm
再びライセンス状態を確認
再起動後、ライセンスの状態を確認すると以下のようになった。
- 時間単位のライセンス認証の有効期限:180日
- 残りのWindows猶予期限リセット可能回数:5
slmgr -dlv
最後に
- 評価期間の有効期限については、「残り日数+180日」ではなく180日へ変更されるみたい。
- やろうと思えば、インストール時の180日+(180日×6回)で合計1260日間、延長可能。
- 試用期間が切れたあとでも延長できるらしい(未検証)