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プロトタイプ販売
さて、前回は言語化してターゲットに届ける所まで実施しました。もちろん、ここまでの仮説検証をしてる中で検証した結果、違ったという事もあるでしょう。その時は仮説を作り検証をしてサイクルを回す事です。そして、顧客が実際に現れた所で、いよいよ提供するフェーズに入っていきます。
提供する際には、完全な製品になっている必要はありません。例えば、Elixirで開発したシステムサービスだったとしても、全ての機能が完璧に揃っている必要はありません。
裏側は手動で連携していても全然構わないわけです。顧客が欲しいのはサービスの結果手に入れることができる結果です。
なので、この段階ですらまだ完璧な製品を作ろうとせずにどのように価値を提供する事が一番、「ありがとう」を集められるかを検証しながら提供する事になります。
お試しで提供してフィードバックを取ったら、今度はさらに少し多くの人に向けてプロトタイプを作成して販売していきます。限定的に先行して利用してもらう施策を行います。
プロトタイプを作成して展開する際には、もちろん理想としている状態の開発をする期間は取れない事が大半です。ですが、ここで確認したいのは最も価値と思われるサービスの確認でもある為、その価値を提供できるミニマムな状態で展開します。
このミニマムな状態が絞れてない場合には、大抵はターゲットがブレているか、提供しようとするソリューションが絞れていないか、もしくは、メンバー間の認識に違いが起きているかなど情報のズレがどこかに存在している状態が考えられます
このプロトタイプを販売する理由はいくつかあります。
1つは、プロトタイプを利用してもらってフィードバックをもらい、提供価値の検証と提供価値をアップデートする為の活動です。そして、もう1つは、私たちのサービスを応援してくれる顧客と繋がり、エンゲージメントを高めて、ユーザーの声をもらう活動です。
メディアを狙え
ユーザーの声を集めたら、メディアにプレスリリースを出して行きましょう。
メディアへの露出をどう獲得していくか、というのがこの段階から必要になってきます。
メディアと言っても、オウンドメディアと呼ばれる自分達で作り上げていくメディア、それからアーンドメディアと呼ばれるSNS、ペイドメディアと呼ばれるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、広告など様々です。
このメディアを攻略していく材料集めをしていくのですが、ここの話しは、1つとっても数時間の講義ができるボリュームになるのでここでは、それほど触れませんが、メディアの攻略と一口に言ってもいっぺんに全てはできないので、どのメディアから攻略するかの優先順位を自社のやっている事と紐付けて検討する事が重要になります。
Elixirの課金実装
Elixir言語の特徴はランタイム設計レベルで理解すると違いがわかります。