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KPTからFDLに乗り換えても躓かない、たった一つのカイゼン点

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はじめまして、よこけんです。
最近ふりかえりに FDL (Fun Done Learn) を取り入れてみました。

終始ポジティブに臨めるこの手法は本当に素晴らしいなと感じているのですが、一つだけ悩ましい問題があります。
そう、丸3つのベン図って意外と描くのが難しいんです。
FDL.png
私のような絵心?の無い人間は、このベン図のせいで FDL を心の底から楽しめなくなってしまうのです。(大袈裟)

そこで今日は、どうにかこの忌々しいベン図(※個人の偏見です)を克服し、ニコニコ顔で FDL を楽しめないものかと捻り出した画期的な方法をお披露目します。
こちらです。

こちら

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チャオ図です。(命名:私)

「ベンさんは置いてきた。修行はしたがハッキリ言ってこの戦いにはついていけない。」

ついていけなかったのは私です。

チャオ図の良いところは、図形を重ねて描く必要が無いところです。だから100人乗っても大丈夫 絵心無くても大丈夫。ホワイトボードを使ってる場合、各エリアの大きさも気軽にいつでも調節できます。

描き方

とても簡単です。

  1. まず、大きな丸を3つ、少し離して描きます。
  2. 内側を線で三角形に繋ぎます。気持ち膨らませるとオニギリっぽいです。
  3. 外側も同様に繋ぎます。
  4. わかりやすく文字を入れて完成です。

All、D+F、D+L、F+L などの文字も入れておくと初めての人にも優しいですね。

超餃図 (スーパーチャオ図)

chaozu_large.png

限界まで広く使いたい場合は、丸をぶったぎって内側だけオニギリで繋ぐと良いです。
これなら100人乗っても大丈夫。

終わりに

私が FDL を知ったのは、先日社内のアジャイル系イベントに社外講師としていらした森さん (@viva_tweet_x) によるご紹介でした。
私は最初、「問題にフォーカスしない FDL は学びをふりかえるために使う手法であり、チームが日々の開発をふりかえるために使うものでは無い」と思い込んでいたのですが、そうではありませんでした。

懇親会で少しお話した時には、「なるほど、ふりかえりでは良いところを伸ばして、問題は自己組織化されたチームが自然に解決していくってことかー」などと理解したつもりになっていたのですが、そんな上辺だけの理解ではダメだと気付きました。
そもそも自己組織化というのが中々の難問。
FDL は今後も積極的に使っていこうと思いますが、いきなり盲信的に完全移行してしまうのは違うのかもしれません。定期的に KPT も使ってみたりして、試行錯誤しながらより良い方向を目指していきたいなと思う次第です。

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