仏教には「慈悲の瞑想」と呼ばれる、生きとし生けるものの幸せを祈る瞑想があります。
ここでは日本テーラワーダ仏教協会の言葉を引用します。
私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私は幸せでありますように(3回)
私の親しい生命が幸せでありますように
私の親しい生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい生命の願いごとが叶えられますように
私の親しい生命に悟りの光が現れますように
私の親しい生命が幸せでありますように(3回)
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)
私の嫌いな生命が幸せでありますように
私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
私の嫌いな生命の願いごとが叶えられますように
私の嫌いな生命に悟りの光が現れますように
私を嫌っている生命が幸せでありますように
私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている生命の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている生命に悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)
ただ、私はこれをみたとき、似たような言い回しに対して祈りの対象が違っているだけなので、定型句を関数にして、祈りの対象をリスト化して、for文で呼び出せば一発で祈れるのではないかと思ったので、pythonで慈悲の瞑想を処理するコードを書いてみました。
def cultivation_of_loving_kindness(name):
print(name+'は幸せでありますように')
print(name+'の悩み苦しみがなくなりますように')
print(name+'の願いごとが叶えられますように')
print(name+'に悟りの光が現れますように')
print(name+'は幸せでありますように')
print(name+'は幸せでありますように')
print(name+'は幸せでありますように')
target=['私', '私の親しい生命', '生きとし生けるもの', '私の嫌いな生命', '私を嫌っている生命']
for i in range(5):
name=target[i]
cultivation_of_loving_kindness(name)
出力結果はこちらです。
このコードを実行すれば、すべての生命の幸せを一発で祈ることができ、プログラミングで穏やかな境地にたどり着けそうです!