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こんにちは、Android! - 環境構築 補完編 -

Last updated at Posted at 2016-08-13

前回は何したっけ?

 みなさん、前回は何をしたか覚えていますか?

 ...そうです、「Android Studioの導入」を行いましたね。

 サイトからファイルをダウンロードして、ファイルを開いて、ひたすらにNextボタンとFinishボタンをクリックしました。

 「いや〜、環境構築って思ってたよりも楽だったわ〜」とお思いの貴兄らに、少しだけ耳に痛い話をします。

 ...前回の環境構築、必要な物がまだありました!!すみません!!

 Androidアプリ開発において、非常に重要な あるもの を導入しておりませんでした。そう、「Java SDK」です。

 Androidアプリ開発には「Android SDK」の他に、「Java SDK」なるものが必要なんですね。
 それはなぜかと申しますと、現在のAndroidアプリ開発はJavaベースで行われているからです。

 つまり、前回行った「Android Studioの導入」のみではAndroidアプリが開発できない!というわけなんです。

 ...下調べ不足、ならびに記述不足、誠に申し訳ございませんでしたm(_ _)m

 というわけで、今回は「環境構築 補完編」と題して、Java SDKのインストールを行っていきます。

Java SDKをインストールしよう!

 さあ、では気を取り直して、Java SDKをインストールしていきましょう。

 Java SDKのインストール方法なのですが、2つの方法があります。(あれ、どこかで見た流れ...)

  1. Oracleのサイトからファイルをダウンロード、そのファイルを解凍してパッケージインストーラを起動し、それを利用してインストール
  2. Homebrewというパッケージマネージャーを利用してインストール

 今回は、「2. Homebrewというパッケージマネージャーを利用してインストール」を行います。

 (...ぶっちゃけちゃうと、(1)の方法のほうが、初心者の方が直感的にインストールできるのでいいのかなと思ったのですが、これからアプリ開発を行っていきたい!という方にはぜひHomebrewの存在を知っていて欲しいのです...。私のわがままです、ハイ...。)

Homebrewってなんぞ?

 ...と、その前に、「Homebrew」について軽く説明をば。

 Homebrewとは、コマンドライン上でパッケージの管理を行うマネージャーツールです。
 ...はい、いくつか分からない単語が飛び出してきましたね。解説します。

コマンドライン #とは

 コマンドラインというのは、「ターミナルアプリ」と呼ばれるものにコマンドを打って、PCのファイルなどを操作するためのものです。こんな感じです。
スクリーンショット 2016-08-13 15.04.12.png

 コマンドをマスターしてしまえばいろんなことができます。...が、それは独学でマスターしてくださいw。

パッケージ #とは

 パッケージというのは、開発を行うためのツール一式のようなものです。
 SDK(Software Development Kit)も、広い意味で言えばパッケージのようなものです...おそらく(正解なのかは自信ないですが...)。

マネージャーツール #とは

 マネージャーツールというのは、先述したパッケージを管理するためのツールです。
 パッケージが更新されたり、新しいパッケージが追加されたりしたときに、それらを適用するときに使います。

 ...とまあ、ざっと説明しました。説明が足りないと思ったら、とりあえずその単語でググッてみてください。

 本題に戻りましょう!つまり、今回の方法は「コマンドラインでコマンドを打ちながらインストール」をしていきます。
 なんと、サイトにアクセスしてファイルをダウンロードしたり、クリックを何回もカチカチと行わずに済むのです!ああ素晴らしきコマンドライン!

Homebrewを導入しよう!

 それでは行きましょう。まず、コマンドラインを扱うためのツールを起動させます。
 Mac OS Xには、「ターミナル.app」というものがあります。これがコマンドラインを扱うためのツールです。
 ターミナル.appは、アプリケーション > ユーティリティフォルダの中にあります。
スクリーンショット 2016-08-13 16.10.11.png

※筆者は「iTerm.app」というアプリケーションを使用しています。が、使用するコマンドは一緒です。

 起動しましたか?そうすると、このようなウィンドウが現れると思います(多分違う)。
スクリーンショット 2016-08-13 16.14.12.png

 では、コマンドを打っていきましょう。...でも、次に打つコマンドはちょっと長ったらしいので、Homebrewの公式サイトにあるコマンドをそのままコピペしましょう(文字ちっさくてすみません)。
スクリーンショット 2016-08-13 16.17.03.png

 こんな感じです、できましたか?

ターミナル.app
% /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

 できたら、Enterキーを「ッターン!!」と打ちましょう!

 私はもうすでにHomebrewをインストール済みですので、ここからは文章で説明します。

 Enterキーを押してしばらくすると、「もう一度Enterキーを押してください」という指示と、「Passwordを入力してください」という指示が出力されます。パスワードはMac本体のパスワードです。PCにログインするときとかに打つアレです。それを入力しましょう。
 
 パスワード入力に成功してまたしばらくすると、今度は「brew doctorコマンドを実行してください」との指示が出ます。その通りにbrew doctorコマンドを打ちましょう。
 brew doctorコマンドは、Homebrewを使用する際に何か問題はないかを確認するためのものです。いわばHomebrewのお医者さんです。

 コマンド実行後、

ターミナル.app
% brew doctor
Your system is ready to brew.

と出力されればOKです。これで、Homebrewのインストールが完了しました。

Java SDKを導入しよう!

 さて、ついにJava SDKのインストールです!ここまできたらあと少し!
 では、コマンドを打っていきましょう。以下のコマンドを入力してください。

ターミナル.app
% brew cask install java

 すると、ドバーッといろんなものが出力されるはずです。こんな感じ。

ターミナル.app
% brew cask install java
==> Caveats
This Cask makes minor modifications to the JRE to prevent issues with
packaged applications, as discussed here:

  https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=411361

If your Java application still asks for JRE installation, you might need
to reboot or logout/login.

Installing this Cask means you have AGREED to the Oracle Binary Code
License Agreement for Java SE at

  http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/terms/license/index.html

==> Downloading http://download.oracle.com/otn-pub/java/jdk/8u102-b14/jdk-8u102-
Already downloaded: /Users/YellowLilyP/Library/Caches/Homebrew/Cask/java--1.8.0_102-b14.dmg
==> Verifying checksum for Cask java
==> Running installer for java; your password may be necessary.
==> Package installers may write to any location; options such as --appdir are i
Password:
==> installer: Package name is JDK 8 Update 102
==> installer: Installing at base path /
==> installer: The install was successful.
🍺  java was successfully installed!

🍺 java was successfully installed!のメッセージが出力されたあなた!おめでとうございます!Java SDKの導入成功です!お疲れ様でした!

環境構築終了!

 ようやっと環境構築が終わりました...。まさかJava SDKのインストールが抜けていたとは...。

 コマンドラインでの環境構築はいかがだったでしょうか。やはり少し難しかったでしょうか。
 しかし、覚えてしまえばサクサクと環境構築ができるので、ぜひ覚えることを強くつよーくオススメします!w

 では、満を持してついに次回からAndroidアプリを開発していきます。楽しみ。

 それではみなさん、よいAndroidアプリ開発ライフを!

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