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NSTimer の fireって使えないとばっかり思ってたが、使用方法が違ってた。

Last updated at Posted at 2015-09-28

発端

[ NSTimer fire ];

NSTimer で fire は、再開と思ってたのですが、実際停止後に実行しても再開しないから 使えないじゃんと思ってたし、実際再開しなかった。(大きな勘違いなんですが・・・)
Google様に聞いてもそのように見える記事もあって、そうだと今まで思ってた。
ふと、再開なのになんで 名前がfire(発火する) なのかなと疑問になって、使用方法がちがう可能性があると思い実験してみました。

確認

環境
Xcode7
IOSシミュレーター

プログラム

NSTimer *timerObj=nil;

-(void)startTimer
{
if( !timerObj )
{
NSLog(@"timerStart");
timerObj = [ NSTimer scheduledTimerWithTimeInterval:5.0f //インターバル
target:self  //ターゲット
selector:@selector(sysTimer:)
                                     //メソッド
userInfo:nil //パラメータ
repeats:YES //繰り返し
];
}
}
-(void)stopTimer
{
[timerObj invalidate]; //停止
timerObj=nil; //停止したらオブジェクト削除
}
-(void)sysTimer:(NSTimer*)timer
{
NSLog(@"timerProc");
//
// インターバルタイマー処理
//
}

  • (void)touchesBegan:(NSSet *)touches withEvent:(UIEvent *)event
    {
    NSLog(@"fire");
    [timerObj fire];
    }

方法
 [self startTimer];実行後にTapする

実験1 repeatsパラメータをNOにして確認した(繰り返しなしの場合) 結果
・インターバルタイマー実行後 fire 実行しても何も起こらなかった。( ← Google様の言うとうり)
・インターバルタイマー実行前(5s内)fire 実行で timerProcログがすぐ出てきた。( キター )

実験2 repeatsパラメータをYESにして確認した(繰り返しの場合) 結果

・インターバルタイマー実行後 fire 実行で timerProcログがすぐ出てきた。( キター )
・インターバルタイマー実行タイミングでも timerProcログがすぐ出てきた。( そーなんだ )

結論

fire は、インターバルタイマメソッドを即実行する(発火)メソッドである。
再開でなく タイマーインスタンスが有効期間内で使用するものである。

まとめ

repeatsパラメータがNOの場合
 通常は、

b.png 
指定インターバル時間後にメソッドが実行されます。

 指定インターバル時間以内でfireした場合

b.png
即メソッド実行します。
注意:(指定インターバル時間ではメソッドの実行はしない)

repeatsパラメータがYESの場合
 通常は、

a.png
指定インターバル時間毎にメソッドが実行されます。

 指定インターバル時間以内でfireした場合

a.png
即メソッド実行しますが、指定インターバル時間毎にもメソッド実行します。 実行前倒しになるのかなと思ったが、そうではないらしい

これだから fire なのね。納得!!!
invalidateは、無効だから停止というよりも解放に近い意味合いなんだ。だから再設定しないと動かないんだな
なるなる

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