はじめに
Windows10を使っていたが、ある日突然SSDがお亡くなりになった。
リカバリー用のメディアも作っておらず、途方に暮れそうになったところを頑張ったメモ。
必要なもの
- USBメディア。今回は32GBのものを使用。8GBあれば足りる?
- USBが使えるLinux。ディストリビュージョンは何でも良いはず。今回は Raspbian on Raspberry Piを使用。
- Windows10インストールイメージを入手するためのインターネット接続環境。
Windows10インストールイメージの入手
今復旧したWindows端末から検索するとなぜか出てこないが、
Android端末で「Windows10 インストールイメージ」で検索すると下記URLがヒットするので、
ここからイメージのURLを特定して、Linux端末でwget等でダウンロードする。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
USBメモリをブータブル化
持っていたUSBメモリはブート非対応のものだったので、fdiskでブータブル化する。
sudo fdisk /dev/sdb
d (すでにある領域をとりあえず消しておく)
n
p (プライマリパーティションを作る)
1 (第1パーティションを作る)
(開始セクタの指定。全領域使用で良ければそのままエンター)
(終了セクタの指定。全領域使用で良ければそのままエンター)
t (パーティションタイプを変更する)
7 (NTFS/exFATとかはこの番号だと思う)
a (ブートフラグ(アクティブフラグ)を立てる)
w (書き込み)
USBメモリをフォーマット
sudo mkfs -t vfat /dev/sdb1
ダウンロードしたWindows10インストールイメージのファイルをUSBメモリへ突っ込む
sudo mkdir /mnt/iso
sudo mount -t iso9660 -o loop (Windows10インストールイメージファイルパス) /mnt/iso
sudo mkdir /mnt/sdb1
sudo mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt/sdb1
cd /mnt/sdb1
sudo cp -r /mnt/iso/* .
後処理
cd
sudo umount /mnt/iso
sudo rm -r /mnt/iso
sudo umount /mnt/sdb1
sudo rm -r /mnt/sdb1
私はこれでインストールできました
あとはSSDを換装した我がPCに接続して、ブートプライオリティを変更して、無事起動&インストールできました。
最後に
- 持ってて良かったラズパイ!
- ファイルの中身自体はコピペで済むなんて、良い時代になったものだ。
- バックアップはちゃんとしておきましょう。