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MobaXTermことはじめ

Last updated at Posted at 2021-01-07

MobaXTermの概要

Windowsで使えるターミナルエミュレーター。

MobaXterm free Xserver and tabbed SSH client for Windows

良いと思ったところ

  • 良いところの中で一番気に入っているのはX11 serverが入っていること
    Mobaxtermを入れるだけで、X windowが飛ばせる。PuttyとかだとX serverを別にインストールしないといけない。
  • VNC, RDPクライアントになる
    VNC, RDPのクライアントになるので、VNC用に別にアプリを入れる必要がない。
  • WSLのインターフェースにもなる
    デフォルトでは、WSLはwindows内にコンソールのような形で起動するが、mobaxtermのコンソールを使ってWSLを立ち上げることができる。X serverが使えるので、X windowを使えるアプリをaptなりyumでインストールすれば、WSL-mobaxtermからGUIが使える。
  • sshの接続先のファイルがダウンロードできる
    sshで接続した際に、sftpも同時につなげているようで、ウィンドウ左のエクスプローラー様の場所を操作することで、ローカルとリモートのファイルをやりとりできる

.ssh/configにいろいろ書いてlinuxのように使えるし、apt-get installで、いくつかのアプリケーションも追加できる。
Windows側のファイルは、WindowsのCドライブが/mnt/c/にマウントされているので、そこからたどればアクセスできる。

普通の人なら、Free editionで十分なはず。

MobaXTermの初期設定

アプリケーションのインストール

元々、apt-get installで入れる方法を試していたのだけれど、もしかするとアイコン付きのメニューにあるPackagesから入れる方が良いのかも。なぜかapt-get install emacsだと、警告が出てそれでもインストールを試みると、emacsがインストールされない症状が出たときにも、Packagesから入れたら入ったので。ちなみにapt-get install emacsでうまくいかない時は、二度目にこのコマンドを入力すると、既にインストールされています という旨のメッセージがでて、何も進まない。

apt-get installをつかったインストール

非推奨なのかもしれないけれど、一応書いておく:

apt-get install emacs

.bashrc

何はなくともとりあえず書いておくもの。

.bashrc
stty erase ^H

alias mv="mv -i"
alias cp="cp -i"
alias rm="rm -i"

alias emacs="emacs -nw"

export TERM=xterm-256color

Emacsを使うときに設定する項目

上の.bashrcにも書いてあるけれど、以下を入れておかないと、backspaceを入力したときに問題が起きる。

.bashrc
stty erase ^H

emacsを使っているとき、ctrl + spaceを使うけれど、これがMobaXTermのショートカットと食い合っている。Settingタブ => Keyboard Shortcut 出てくるMacro Executeの箇所のショートカットを(None)に変える。Macro使いたい場合は、emacsと食い合わないキーの組み合わせに変える。

アプリ内のファイル一式

MobaXTermのファイル一式(何となくMobaXTermのアプリ/バイナリではなく、それが参照する設定ファイルが書き込まれたファイルいっしい)はWindowsの各ユーザーのドキュメント以下のMobaXterm/homeに一般ユーザーのhome以下があり、いわゆる/以下はMobaXTerm/slash/(コンピューター名)に入っている。

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