これまでの16章
システムのメタファ
ここからが具体的な大規模な構造を発見するパターンの紹介です。
1つ目はシステムのメタファ。
システム全体に秩序をもたらすようなメタファがあれば、ユビキタス言語に加えるというもの。
複数の境界づけられたコンテキストに適用できれば、コンテキスト間の作業を調整しやすくなります。
例として挙げられているのがファイアウォール。
ただ、めったにうまいメタファって見つからないし、Evans自身も本当に役に立つメタファが見つかったプロジェクトはほとんどないと言っています。
しかも、メタファを採用したところ、逆に混乱を招くことも。。。
とはいえ、コンテキスト間のコミュニケーションに役に立つのは間違いないので、もし、うまいメタファが見つかれば、採用してみましょう。
ただし、拡大しすぎたり不適切でないかは常に調べ、障害になるようなら取り消しましょう。