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令和 6 年度データベーススペシャリスト合格体験記

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令和 6 年度にデータベーススペシャリスト試験を受験し、合格しました。
本記事では私の勉強方法、使用教材をご紹介します。

この記事で伝えたいこと

資格勉強で最も重要なのが、戦略と計画を立てることです。
情処の高度試験は年に 1 度しか受験できず、受験料も高いので、一発合格を目指したいところです。そのため、闇雲に勉強を始めるのではなく、戦略的な計画を立てましょう。

データベーススペシャリストとは

データベーススペシャリストとは何か Gemini に聞いてみました。

データベーススペシャリスト試験は、IPAが実施する高度な国家資格で、データベース設計・構築・運用に関する高度な専門知識と実践スキルを証明します。合格率は低く、高い専門性を求められますが、データベース分野におけるキャリアアップに大きく貢献します。

情処の高度試験の中で、論文試験がない資格の 1 つです。また、私が過去に受験したネットワークスペシャリストと比べると、覚える量が少ないため、難易度は低いと感じました。
そのため、応用情報の次に挑戦する資格としておすすめです。

出題形式

午前試験(Ⅰ、Ⅱ)は選択式、午後試験(Ⅰ、Ⅱ)は記述式です。

午前試験は基本的な知識を問われる内容で、過去問からの出題も多いです。

午後試験は実践的な知識が問われ、午前試験より難易度が高くなります。しかし、問題を選択できるため、戦略的な対策が可能です。

午後 Ⅰ は 3 問から 2 問を選択します。以下のような問題が出題されます。

  • 設計
  • 実装
  • SQL

午後 Ⅱ は 2 問から 1 問を選択します。以下のような問題が出題されます。

  • 論理設計
  • 物理設計

詳細は IPA のウェブサイトをご確認ください。

戦略を立てる

以下のステップで戦略を立てます。

  1. 合格体験記などで情報収集する
  2. 1〜2 年分の午後試験の過去問を一通り解き、得意分野を見極める

1. 合格体験記などで情報収集する

戦略と勉強計画を立てるために、過去に合格された方の体験記や勉強方法についての記事を読みます。
ここでは、複数の記事を読むことで、いいとこ取りをした戦略を立てます。

私は以下の記事を参考にしました。

2. 1〜2 年分の午後試験の過去問を一通り解いて、得意分野を見極める

午後試験のどの問題を選択するかを決めるために、過去問を解きます。
1〜2 年分程度解いて、自分の得意分野を見極めます。

私の戦略と勉強計画

上記のステップで立てた私の戦略と勉強計画は以下の通りです。

戦略

  • 午前問題はひたすら過去問を解く。
  • 午後 Ⅰ は設計と SQL の問題を選択する。
  • 午後 Ⅱ は論理設計の問題を選択する。

勉強計画

10 月の試験に向けて 7 月から勉強を開始しました。3 ヶ月分の計画は以下の通りです。

平日(30 分程度) 土日(2 時間程度)
7 月 データベーススペシャリスト対策の Udemy を受講する データベーススペシャリスト対策の Udemy を受講する
8 月 午前 Ⅱ の過去問を解く 午後 Ⅰ の過去問を 1 問解く
9 月 午前 Ⅰ と午前 Ⅱ の過去問を解く 午後 Ⅱ の過去問を 1 問解く

継続して続けるために、平日は軽く、土日は集中的に勉強する計画としました。

使用した教材

午前 Ⅰ 対策

午前 Ⅱ 対策

午後 Ⅰ 対策

午後 Ⅱ 対策

午後試験は IPA の HP から過去問をダウンロードして解き、Udemy の解説動画を視聴しました。
問題を解き終えたらすぐに解説を確認することが重要です。時間を空けると内容を忘れてしまい、解説の視聴が流れ作業になってしまうからです。

また、試験本番の予行練習として、少なくとも 1 回は問題用紙を印刷して解くことをおすすめします。

結果

令和 6 年度の試験では特に難しい問題はなく、以下のような得点で合格できました。

result.png

まとめ

繰り返しになりますが、資格試験では戦略と計画が重要です。本記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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