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VS Code開発効率を最大化するキーボード操作術 第2弾【Mac編】

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Last updated at Posted at 2026-02-24

はじめに

前回の記事では、行操作やカーソル移動といった「テキスト編集」にフォーカスしたショートカットをご紹介しました✨

しかし、実際の開発業務において、私たちがコードを「書いている」時間は意外と短く、既存のコードを「読んでいる」「探している」時間の方が圧倒的に長いです。

そこで第2弾となる本記事では、コマンドパレットでの全体操作をはじめ、ファイル・タブの高速移動やコードの解析(リーディング)速度を向上させるショートカット をご紹介します!

マウスでファイルツリーを行ったり来たりする時間を削り、さらなる開発効率爆上げを目指しましょう!🚀

対象読者

  • Mac で VS Code を使用しているエンジニア
  • 前回紹介したショートカットに慣れてきて、さらにマウスを使う頻度を減らしたい方
  • 大規模なプロジェクトで、目的のファイルや関数を見失いがちな方

1. コマンドパレット

コマンドパレットとは、一言で表すと 「VS Codeの様々な機能を検索・実行できる万能な検索窓」 です。

設定の変更、拡張機能の実行、ショートカットが割り当てられていない機能の呼び出しなど、ありとあらゆる操作がここに集約されています。

コマンドパレットの起動

前回紹介したファイル検索(Cmd + P)の親玉とも言える機能です。

  • ショートカット: Cmd + Shift + P
  • 操作: 実行したい機能の名前を入力(あいまい検索対応)して Enter を押します。

よく使うおすすめコマンド

コマンドパレットから呼び出すと特に便利な、実務で多用するコマンドをいくつかピックアップしてみました。該当する英単語を途中まで打てば候補に出てきます!

エディタの瞬時再起動 (Reload Window)

  • 入力キーワード: reload
  • メリット: 拡張機能の調子が悪い時や、LSP(言語サーバー)がエラーを吐いたまま固まった時に使います。VS Codeアプリ自体を終了することなく、現在のウィンドウだけを1秒で再起動(リロード)できるので、「何か変だなぁ」と思った時によく使います!

設定ファイル(JSON)を直接開く (Open Settings (JSON))

  • 入力キーワード: sett
  • メリット: GUIの設定画面ではなく、settings.json を直接編集して詳細な設定を行いたい時に、一発でファイルを開くことができます。

集中空間を作る (Toggle Zen Mode)

  • 入力キーワード: zen
  • メリット: サイドバーやターミナル、ステータスバーなどのUI要素をすべて非表示にし、コードだけを全画面で表示します。複雑なロジックを組む時など、100%コードに没頭したい時はおすすめです!
    (※元の画面に戻る時は Esc キーを2回押すだけでサクッと戻れます✨)

すべてのショートカットを暗記するのは不可能です!
「あれ、画面分割のショートカットなんだっけ?」と思ったら、コマンドパレットを開いて split と打ち込めば、機能の横にショートカットキーも表示してくれます!ショートカットのカンペとしても優秀です!

2. ファイル・タブの高速移動

複数のファイルを行き来しながら実装する際、トラックパッドで上のタブを選択したり、スクロールして該当行を探したりするのは時間がかかります。

ここでは、作業中のファイルや特定の行へ、キーボードだけを使って瞬時に移動する操作を紹介します。

指定行へのジャンプ

ターミナルやブラウザのコンソールで「app.python:142 でエラー」と出たとき、ひたすらスクロールして142行目を探すのは大変です。

  • ショートカット: Ctrl + G
  • 操作: 押下後に表示される入力欄に「142」などの行番号を入力して Enter を押します。
  • メリット: 目的の行へピンポイントでワープできるため、エラー修正時の初動が劇的に速くなります!

隣のタブへの移動

現在開いている別のタブ(ファイル)に切り替えます。ブラウザのタブ移動と全く同じ感覚で操作できます。

  • ショートカット: Cmd + Option + /
  • メリット: タブをマウスでクリックする視線移動と手の移動を省き、サクサクとファイルを切り替えられます。

最近開いたファイルの切り替え

Macの Cmd + Tab(アプリ切り替え)のVS Codeタブ版です。

  • ショートカット: Ctrl + Tab (押しっぱなしで選択)
  • メリット: 直近で作業していた2〜3個のファイルを交互に見比べたい時に便利です。たくさんタブを開いていても、直前に開いていたファイルに一瞬で戻ることができます!

また、Ctrl + Shift + Tab のように、Shift も一緒に押すと逆回りでファイル選択できるようになります!通り過ぎてしまった時などに便利です。

3. コードリーディング効率化

他人が書いたコードや、別ファイルに切り出されたコンポーネントを読む際、ファイルツリーから目視で探すのは非効率です。

定義元へのジャンプ

使用されている関数や変数が、一体どこで定義されているのかを瞬時に突き止めます。

  • ショートカット: F12
    ※Touch Bar搭載モデルや設定によっては Fn + F12
  • メリット: 該当するファイルが自動で開き、定義されている行へ直接カーソルが移動します。戻りたい時は Ctrl + - で元の場所へ帰れます。

一応、cmd + カーソルで関数・変数を押下でも定義元へジャンプすることが可能です。

定義をその場で表示(Peek)

今回一番おすすめしたい操作です!

  • ショートカット: Option + F12
  • メリット: 今開いているファイルを離れずに、その場に小窓(ポップアップ)を開いて定義元のコードを確認・編集できます。
    ファイルを行き来すると「あれ、さっきまで何書いてたっけ?」というコンテキストスイッチが起こりやすいですが、これを使えば思考を途切らせずに実装を続けられます!

4. クイックフィックス

エラーの赤波線が出たとき、手動でタイポを直したり、import文を一番上に書きに行ったりしていませんか?
クイックフィックスを用いることで言語サーバー(LSP)の提案をワンアクションで受け入れることができます。

クイックフィックスの表示

  • ショートカット: Cmd + . (エラー箇所や波線の出ている単語にカーソルを合わせて実行)
  • メリット: 不足している import の自動追加や、ESLintの自動修正などをエディタが提案してくれます。マウスで「電球アイコン(💡)」をクリックする操作の代替です。

不要なimportの削除なども一瞬で終わるのでかなり便利です!

5. コードの折りたたみ

数百行に及ぶ長いファイルや、ネストの深いJSONを扱う際、情報量が多すぎて目当てのコードが見つからない時に使用します!

コードの折りたたみ

関数やクラスのブロック単位で、コードを折りたたんだり展開したりします。

  • 折りたたむ: Option + Cmd + [
  • 展開する: Option + Cmd + ]
  • 活用例: クラス内のメソッドを一旦すべて折りたたみ、全体の構造だけを俯瞰してから、目的のメソッドだけを展開して修正する。

おわりに

第1弾の「テキスト編集」と、今回の 「コマンドパレットでの全体操作」「ファイル・タブ移動」「コード解析」 のショートカットを組み合わせることで、マウスに手を伸ばす回数はそれなりに減るはずです!

Peek機能(Option + F12)やコマンドパレット(Cmd + Shift + P)等、最初は慣れない操作が多いですが、息をするように使えると、どんどん開発効率が上がっていくと思います!まずは「定義元を見に行く時は絶対にF12を使う」など、一つずつ指に覚えさせてみてください!

他にも「こんな操作で効率化しているよ!」というものがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!!💻
vscodeの開発効率爆上げ操作術はまだまだあると思うので、今後も発信していきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!✨

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