TL;DR
ズームイン/アウトのショートカットを変更する
// Custom key binding, which will override the default ones.
"keyBinding": {
"Zoom In": "Ctrl+-"
"Zoom Out": "Ctrl+Shift+-"
},
記載後にTypora
の再起動が必要。
Ctrl+マウスホイールで拡大縮小する
; Ctrl+MouseWheel zooming in Typora.
; Please set "keyBinding" before use this script
# IfWinActive ahk_exe Typora.exe
^WheelUp:: Send ^-
^WheelDown:: Send ^+-
# IfWinActive
ちなみにDELL
のノートPCの場合、タッチパッドの2本指ズームはCtrl + ホイール
として解釈されるらしく、これで効くようになる。
環境
0.1. Typora for Windows/Linux
version 0.9.70(beta)
Windows 10 64bit
動機
つよつよMarkdownエディタとして流行りのTyporaを導入してみた。流行るだけあって非常に完成度が高く、楽しく遊んでいたが、ふと「ズームイン」のショートカットキーが効かないことに気づいた。
というのも、初期設定の「ズームイン」はCtrl + Shift + =
に、「ズームアウト」がCtrl + Shift + -
に割り当てられていた。そして日本語キーボード(109キーボード)はShift + -
が=
なので、どうやってもズームインできない状況に陥ってしまっていた。
どちらにしろ個人的にCtrl+マウスホイール
が基本的人権だと信じていることもあり、キーコンフィグとAutoHotkeyを組み合わせて拡大縮小を可能なようにした。
詳細
Typoraのキーコンフィグ
conf.user.json
ファイルに追記すれば良いようだ。"keyBinding"
項に例が載っているので分かりやすい。
割当先の名称はTypora公式のショートカットキーページから検索できる。設定可能な数も大して多くないので悩むこともないだろう。今回はZoomIn
、ZoomOut
に109キーボードで入力可能なCtrl + -
、Ctrl + Shift + -
を割り当ててた。-
で拡大は直観的でないので良くなさそうだが、+
の入力が(とりあえず試した限りだと)上手く行かなかったので諦めた。後日しれっと更新するかもしれない。
記載後は保存してTypora
を再起動すると有効になる。
AutoHotkey
基本的には以前書いたEclipse用の記事を参照して欲しい。
やっていることは全く同じである。^
がCtrl
を、+
がShift
を表すことさえ判れば後は特に悩むところはないだろう。
.ahk
ファイルのショートカットをWindows
のスタートアップに置いておくと起動を意識しなくて良いので便利。