概要
IQが高くなくてもLinuxは使えます。
意識が高くなくてもLinuxは使えます。
会話形式にLinuxコマンドをわかりやすく説明していきます。
最終的にCUIでドヤれるようになるのが目的です。
【 ls 】 - list segments
コンソール起動したぼく
「さーて、ここのセキュリティでもチェックするかな」
たかひろ
「えっ、これ文字だけじゃん。すげぇ」
ファイルの一覧を表示したいぼく
「ま、とりあえずはどんな構築してるのかな・・・っと」
[guest@localhost ~]$ ls
[guest@localhost ~]$
たかひろ
「これだけ?あんま変わってないんだけど」
説明してあげるぼく
「いや、なんもないからなんも表示されてないだけなんですけど。これだと出るし」
[guest@localhost ~]$ ls /usr
bin etc games include lib lib64
libexec local sbin share src tmp
[guest@localhost ~]$
たかひろ
「あ、なんかちょっと出てきた」
ちょっとできるぼく
「まぁこれくらいは余裕だよね。こっからが本番だよ」
[guest@localhost ~]$ ls -la /usr
total 68
drwxr-xr-x. 13 root root 4096 May 1 10:10 .
dr-xr-xr-x. 23 root root 4096 May 1 10:10 ..
dr-xr-xr-x. 2 root root 12288 May 1 10:10 bin
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 May 1 10:10 etc
drwxr-xr-x. 2 root root 4096 May 1 10:10 games
drwxr-xr-x. 3 root root 4096 May 1 10:10 include
dr-xr-xr-x. 9 root root 4096 May 1 10:10 lib
dr-xr-xr-x. 27 root root 12288 May 1 10:10 lib64
drwxr-xr-x. 9 root root 4096 May 1 10:10 libexec
drwxr-xr-x. 12 root root 4096 May 1 10:10 local
dr-xr-xr-x. 2 root root 4096 May 1 10:10 sbin
drwxr-xr-x. 63 root root 4096 May 1 10:10 share
drwxr-xr-x. 4 root root 4096 May 1 10:10 src
lrwxrwxrwx. 1 root root 10 May 1 10:10 tmp -> ../var/tmp
[guest@localhost ~]$
たかひろ
「すごい!ハッキングしたの?」
すごいできるぼく
「あーこんな感じのセキュリティなのか。まぁ悪くはないってとこかな」
たかひろ
「これって、全部どういう意味なの?」
ぼく
「えっ。いや、でもバーっと出てきてすごくない?全部文字だし」
これだけ知ってれば大丈夫
- lsコマンドはファイルの一覧を表示させる
- lsの後に場所を指定すると、その場所のファイル一覧を表示する
- lsの後に
-la
をつけると隠しファイルを含めた詳細な情報を表示する - 詳細情報を出すし、場所も指定する場合は
ls -la 場所
の順番で - このコマンドでパソコンが壊れたりはしないので好きなだけやろう
【 cd 】 - change directory
場所を変えたいぼく
「まぁ、わざわざファイル一覧の場所を指定する必要ないんだけどね」
たかひろ
「そうなんだ。じゃあしなきゃいいじゃん」
場所を変えるぼく
「いやだから、場所を指定せずに場所を変えるってことだよ」
[guest@localhost ~]$ cd /usr/
[guest@localhost usr]$
たかひろ
「ん?にょろっとしたところが変わったね」
場所を変えたぼく
「変わったところが現在の場所を表してたんだよ」
たかひろ
「だったらなんなの?」
調子が出てきたぼく
「わかんないかー。つまりこういうことだよ」
[guest@localhost ~]$ cd /usr/
[guest@localhost usr]$ ls
bin etc games include lib lib64
libexec local sbin share src tmp
[guest@localhost usr]$
たかひろ
「あっ!場所指定してないのになんか出てきた」
説明してるぼく
「場所を移動してるからね。さっきは何もないとこで一覧出して、今は色々あるとこに移動してから一覧出したんだよ」
たかひろ
「へぇ。そうなんだ。」
説明してるぼく
「ちなみに、移動しすぎて元の場所に戻れなくなった時はこうやる」
[guest@localhost usr]$ cd
[guest@localhost ~]$
たかひろ
「へぇ。そうなんだ。」
ぼく
「うん」
これだけ知ってれば大丈夫
- cdコマンドは現在の場所を変える
- cdの後に場所を指定すると、その場所に移動する
- cdの後に何も付けないと、元の場所(既定の場所)に移動する
- lsコマンド同様に、どれだけやっても壊れないのでどんどんやろう
【 pwd 】 - print working directory
優しく教えるぼく
「移動しすぎで、今どこいったかわかんなくなったら困るよね?」
たかひろ
「いや、困るかどうかわかんないけど」
簡単に答えるぼく
「そんな時はこれだけでわかる」
[guest@localhost ~]$ pwd
/home/guest
[guest@localhost ~]$
色々できるぼく
「こんな感じで、今の場所がわかると便利でしょ?」
たかひろ
「便利かどうかわかんないけど。そもそも場所ってなんなの?パソコンの場所ってこと?」
ぼく
「いや、場所って言われても。でもすごいできる感じしたでしょ?すごくない?」
たかひろ
「まぁそれなりに」
これだけ知ってれば大丈夫
- pwdコマンドは現在の場所を表示する
- pwdコマンドもどれだけやっても壊れない。というか表示するだけで何も変わらない
- これでたかひろはlsもcdもpwdも扱えるLinuxユーザーになった!