はじめに
ITIL4は試験自体はそこまで難しい試験ではありませんが、受験料がPS5並の値段なので、なんとしても1回で合格したいですよね!
今回はこれからITIL4を受けようと思っている方向けに、
試験の申し込み方法や私が行った勉強方法などをまとめました!
目次
- 試験概要
- 試験申し込み(テストセンターで受験する場合)
- 使用した参考書・問題集
- 勉強方法
- 受験当日について
試験概要
受験料: 54230円(バウチャー使用)
試験時間: 60分
問題数: 40問
合格点: 26/40点
試験申し込み(テストセンターで受験する場合)
試験の申込はプロメトリック社のサイトからできますが、
事前にバウチャーを購入することで、通常の受験料よりも1万円以上安く受験することができます!
AWS等の資格と違い、試験日の29日前からの変更・キャンセルは1,188円(税込)の手数料が発生するので、試験日の決定には注意してください!
使用した参考書・問題集
公式テキスト
試験申し込み時に貰える参考書です。全体的に文章が少し読みづらいですが、
公式が出していることもあり、試験はこの参考書の内容からしか出題されないので、
合格を目標とするなら参考書はこの1冊だけでも十分だと思います!
ITIL 4の基本 図解と実践
ITIL公認の参考書です。本のタイトル通り、プラクティスの図解と実践(ソリューション例)について詳しく書かれています。試験に合格するだけであればソリューション例まで覚える必要はないですが、ITILの知識を実務に生かすための参考書として購入しました。ITIL合格のための参考書としては詳しすぎる気がしますが、ITILの概念を学ぶための本としてはおすすめです。
クラムメディア
有効期限30日間で6000円と少し高額の問題集です。約260問が収録されています。
英語の問題を直訳しているため、日本語が変な問題もありますが、実際の試験にかなり近い問題が収録されています。各問題に解説はないですが、他のユーザが問題の解説や解き方に関するコメントを残してくれています。
「ITIL4 問題集」と検索して一番上に出てくる無料問題集
試験前日に念押しで実施しました。内容はクラムメディアと同じ問題が多かったです。
文章はクラムメディアよりはましな日本語ですが、解説がなく、他ユーザのコメントもないため本当に答えがあっているのかが分からないです。
勉強方法
大まかな勉強の流れとしては、
①問題集を解く→②問題集で出てきた単語を参考書で確認する→③問題集を解く
のサイクルで勉強しました。
最初は公式テキストを読んでから問題集を解こうと思っていましたが、テキストを読んでもどこが重要なのかよく分からず頭に入ってこなかったため、先に問題集から初めてある程度、頻出単語を抑えてからテキストや参考書を読むようにしていました。結果的に、先に頻出単語を抑えたことで、テキストの内容がすんなり理解できるようになっていたので問題集 → 参考書の順番で勉強して良かったです。
勉強期間は2週間弱・総勉強時間は25時間程度で、
最終的に問題集を2週、参考書は重要そうな箇所を重点的に読み込んだ状態で試験に臨みました。
試験当日について
試験当日は試験開始時刻の15分前集合なので、それまでに会場に到着していないと受験ができない可能性があるため注意してください。
試験(40問)を解き終わった後、終了ボタンを押すと、アンケート回答の画面に移動します。このアンケートは日本語で受験しても英語で表示されます。私はアンケートがあることを知らず、英語も苦手なので、いきなり英語の問題が出題されたと勝手に思い込み、気づくまで1人で焦っていました。
アンケート回答後は試験画面に合格・不合格の結果が表示され、会場を出る頃には登録したメールアドレスにスコアレポートが届き点数も分かるので、試験結果が発表されるまでの緊張感は味合わなくてすみます。
ざっくり記事まとめ
- 試験の申込はバウチャーを利用するとお得。
- 受験料は高いが試験の難易度はそこまで高くない。
- 参考書は試験申込時に貰える公式テキストのみで十分。(合格するだけなら)
- 先に問題集から始めたほうが参考書の内容が頭に入りやすい。(個人差あり)
- 試験後のアンケートに注意
さいごに
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事がITIL4取得のための参考になれば幸いです!