学校の授業でGLUTを使う授業があるにもかかわらず何故か学校のPC(Ubuntu)にfreeglutが入ってなくてコンパイルで積んだのでメモ

そもそもsudoが使えるなら

これで良い

# Debian/Ubuntu系なら 
$ sudo apt install freeglut3 freeglut3-dev

# RedHat系なら
$ sudo dnf install freeglut freeglut-devel

# Arch系なら
$ sudo pacman -S freeglut

sudoが使えないよーって人はこの先を見てください。

freeglutのソースを引っ張ってくる

とりあえず任意のディレクトリにfreeglutの公式サイトからソースを引っ張ってきます。

で、引っ張ってきたtar.gzファイルを展開します。

$ tar xzf freeglut-3.x.x.tar.gz

ビルドする

cmakeを使ってビルドします。
今回はsudoなんぞ使えない一般権限を前提としているので、ファイル出力先はホームディレクトリに作ったディレクトリにしてます。
参考サイトだとなんかディレクトリ作ってたんですけどそれだと
CMakeListsが見つからんとかで怒られました。
(cmakeよくわからんなのでもしかしたらオプションつければなんとかなるかも?)

$ mkdir ~/freeglut
$ cd freeglut-3.x.x
$ cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=~/freeglut
$ make
$ make install

~/freeglut/にincludeとlibってディレクトリが追加されてたら成功です。
これで、freeglutをビルドすることができました。

includeパスに追加

で、当然ながらincludeパスが通ってないので、コンパイル時はこんな感じでコンパイルします。(g++の場合)

$ g++ -Wall -Weffc++ -o a.out program.cpp -I ~/freeglut/include/ -L ~/freeglut/lib/ -lglut -lGLU -lGL -lm

おわり。

参考文献

GLUTによる「手抜き」OpenGL入門