はじめに
皆さん、こんにちは。都内でソフトウェアエンジニアをしているYSasagoです。今年のAWS re:Invent 2023で注目を集めた新サービス、AmazonQをもう試されましたか?私は、このサービスが特に大きな話題を呼んだと感じています。AmazonQは発表と同時にAWSコンソールにChatBoxが表示され、すぐに試すことができました。さらに、IDE(VSCodeなど)にも対応しているとのことで、私は日常的に使用しているVSCodeからAmazonQを使ってみました。
AmazonQとは
Amazon Qは下記の特徴があり、OpenAIのChatGPTに似た、Amazon版の生成AIアシスタントです。現在(2024年1月時点)はプレビュー版で、VSCodeからAmazonQの利用は無料です。
•AWSの17年分の知識を学習
•AWSコンソール、IDE、ドキュメント内でサポート
•AWSの新機能の開発、ソリューションの設計を対話で解決
•トラブルシューティング、新機能の構築、AWS上での言語アップグレードを共にサポート
事前準備
VSCodeに拡張機能をインストール
AWS Toolkit for Visual Studio CodeをVSCodeにインストールします。
VSCode Marketplaceから直接インストールできます。
AWS Builder IDと紐づけ
VSCodeでAmazonQを使用するには、AWS Builder IDが必要です。まだ作成されていない場合は、無料で作成しましょう。
実際に使ってみる
AWS Builder IDとの連携が完了すれば、VSCodeからAmazonQが利用できます。現在(2024年1月時点)では英語にのみ対応しているので、英語で質問してみます。
しっかり回答してくれました。
AWSのドキュメントを探すのは大変ですが、AmazonQを使用すると、ドキュメントのURLも瞬時に提供してくれます。コードを選択して質問すると、説明もしてくれます。
おわりに
AmazonQはAWSコンソールからも操作可能ですが、VSCodeを日常的に使用している方には、直接VSCodeから質問できる点が特に便利だと思います。現在は英語のみの対応ですが、日本語対応も待ち遠しいですね。現在は無料で様々なことを試せるので、いろいろと質問してみるのがおすすめです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。