アドカレ用のVulkanプログラムを書いてもらった時の所感です
実行環境(コード生成)
LM Studio 4.20
DRAM 128GB DDR4-25600
GPU RTX4070ti Super 16GB*2
SSD M.2 Gen4 2TB
Thinking あり
モデル Qwen3.8-27B
添付した資料 https://vulkan-tutorial.com/code/31_compute_shader.cpp
コンテキスト長 約103000
所要時間
おおよそ1時間
推論でかなり時間をかけている印象
推論+文章生成合計のトークンは約24700トークン
トークン速度は4.48/s
生成したコードとその解説
https://github.com/kantamRobo/2026_8_25-Vulkan_codes_for_Qiitaarticle
長くなるのでリンクを貼っておきました(動作未確認)
コードのチェック1(環境)
コードは以下の環境で確認
Unsloth Studio Desktop v0.1.701-beta
モデル:Qwen3.8-27B
Thinking 中
コードのチェック1(結果)
・コードにコンパイルエラー・ランタイムエラーが起きる可能性のあるミスはない
環境構築(Vulkan1.3 SDK VMA3.xの導入/シェーダーの用意)ができれば問題なく動く
コードチェック2(環境)
Gemini3.7 flash(拡張)
コードチェック2(結果)
主にVulkan Memory Allocatorに関する実装が弱みとなっている。
そのほか、Vulkan Specsに基づいたコーディングの観点から問題点が2つ存在した
VMA関連のハルシネーション
VMAに関するコンパイルエラーにつながる間違いが4つあった
(存在しない構造体の使用・実装定義マクロの不足)
VMAに関する非推奨の実装が1つ存在した
そのほか
VkCmdDispatchの後にパイプラインバリアが実装されていないこと、
VkMemoryMaprangeに初期化されていないメンバが存在した
といった未定義動作につながる問題が見つかった
ハルシネーションを起こした可能性の要素
コンテキスト長が長すぎた。
添付した資料が少なかった。
教訓
RAGによる資料添付を強く勧める
Vulkanのコードでハルシネーションが少なかったのはサンプルコードを添付したためだと思われる
VMAに関しても、ドキュメントを適宜追加する必要があった
プロンプトではいっぺんにコードを書かせず、細分化するように指示するのがよい
事前準備(資料の用意・プロンプトの用意)に時間をかけるとよいかもしれない
こぼれ話
コードを生成させていた間、勉強や家事に運動などにいそしむことができた
これは私の主観だが、時間をかけて仕事をしてもらっている間に同時並行で
別のタスクをこなす精神的な余裕ができることが分かった
(おそらく高速でこのタスクをこなしてくれたとしても、私はそこに新しい作業を割り込ませてキリがなかっただろう。ここはあくまで主観だが)