はじめに
ibm-lh-clientパッケージには、watsonx.dataへのアクセスや、watsonx.dataと連携するアプリケーションを開発するための便利なユーティリティと事前パッケージ化されたライブラリが含まれています。
例えば、ibm-lh-clientパッケージに含まれるターミナルベースの対話型のツールpresto-cliを使うとwatsonx.data内のデータをクエリすることができます。
今回は、ibm-lh-clientパッケージのインストールと設定、および使い方をまとめました。
環境
使用したサーバ環境は以下になります。
・Red Hat OpenShift Container Platform 4.14
・IBM Cloud Pak for Data (CP4D) 5.0.3
・IBM watsonx.data 2.0.3
・Presto (Java) v0.286
使用したクラアント環境は以下になります。
・Red Hat Enterprise Linux release 8.10 (Ootpa)
・Podman version 4.9.4-rhel
watsonx.data:ibm-lh-client 使ってみよう - 目次
1.ibm-lh-clientのインストール
次のQiita記事ではibm-lh-clientパッケージのインストール方法を紹介します。
ibm-lh-clientのインストール
2.ibm-lh-clientの設定
次のQiita記事ではibm-lh-clientパッケージを使用してwatsonx.dataのPrestoへ接続するためのエンジンの登録方法を紹介します。
ibm-lh-clientの設定
3.ibm-lh-clientでSQL実行例
次のQiita記事ではibm-lh-clientパッケージ内のprestro-cli、presto-runを使用したSQLの実行例を紹介します。
ibm-lh-clientでSQLを実行してみた
4.ibm-lh-clientパッケージを利用してデータをingestする
ibm-lh-clientパッケージには, watsonx.dataへCLI(コマンド・ライン・インターフェイス)でデータをingest(取り込む)ツールも含まれています。ibm-lh-clientを使用したCLIによるデータのingest方法については以下のシリーズのリンクを参照してください。