概要
rmarkdownパッケージのpandoc_self_contained_html関数を使う。
あるhtmlファイル内で参照している外部jsファイルやcssファイルの内容を埋め込んだhtmlを新規作成して保存できる。
(試してないが参照している画像も埋め込まれるのではと思われる。)
全情報を一個のhtmlに詰め込んで、配布用にしたい場合に使う。
RNotebookでもこの仕組みを使っているように見える
キーワード:
standalone html、self-contained html
仕様
rmarkdown::pandoc_self_contained_html(input, output):
inputは入力用htmlファイルのパス。
outputは出力先のパス。
仕組み:
pandocではmarkdownをhtmlに変換する際に --self-contained モードで変換するオプションがある。
rmarkdownパッケージではこれをそのまま使っているようだ。
仕組みの細かい話:
pandocで「html->html」のself-contained変換は恐らくできない。未対応。
一方で、「markdown -> html」の変換は可能。
htmlファイルをmarkdownファイルであるとみなして、pandocの「markdown_strinct -> html」への変換をかけると、実質的に「html->html」のself-contained変換ができる。