##概要
高卒、26歳迄バンド活動をしながらフリーターとして生きてきた人間が
ITエンジニアになって2年半が経過して思う戯言。
##きっかけ
音楽性の違いという極めてロックな理由でバンドの解散を迫られる事になり、
将来について大きな不安を抱えていた訳では無いが、気づけば20代後半。
(本当は求人サイトを見て結構焦りましたw)
特にやりたいことも無く、社会人として生きてみようかなくらいの動機、
ぼんやりと自分に合いそうな求人を眺めていた。
時事ネタにも関心の無い自分がどうしてあの動画と出会ったかは覚えていない。
アメリカ前大統領、オバマ氏の・・・なんだっけ?ww
とにかくこのセリフだけは耳に残った。
「若者よ、プログラミングを学んでくれ!!」
おぉ、なんかよくわかんないけどそういう時代なのかな?
昔からゲームとか好きだし、いいかも!!!
そんな感じで、IT関連の求人を探す事に
そういや、ITってインターネットって意味だよな・・・・・・
##採用まで
お察しの通りIT知識は皆無、PCについてもネトサくらいの経験しかなかった。
しかしどうやらこの業界、未経験、20代後半でも採用の希望はあるようだ。
(さすがに大手は無謀!!応募用途ガン無視で履歴書出してみたけど・・・)
結果として、いわゆるベンチャー企業の面談にありつけることができた。
「ここが〇〇会社・・・・か?」
ビルの表札に会社名すらないボロビルの一室、扉にはA4コピー用紙にプリントアウトされた会社名が確認できた。
おいおい、この業界ブラックとの噂は名高いが、それ以前の問題じゃ?俺、帰らぬ人になるんじゃ。
恐る恐るインターフォンに手を伸ばす・・・・
先に話しておくが、面談は問題なく終了した。(小規模ベンチャーではよくある事務所です、疑ってすみません。)
むしろ暖かい人格の方と出会えた。
本来はゲーム関係を志望 していたが、Webエンジニアとしての採用となった。
それでも有難いという気持ちが大きく、是非お願いしますと返答した。
自分で言うのもあれだが、人柄採用というものだろう。
もちろん技術力の高さは最たるアドバンテージとなるが、実際に人間性を重視するという人にもたくさん出会っている。
スキル不足に臆して、立ち止まる必要はないんだなぁ・・・。
##仕事をはじめて
フロントエンド、HTMLやcssがとっつきやすいということで、そちらの学習からスタートする事になった。
勉強してるだけで給料が貰えるなんて最高だなあ、なんて思うこともあったり・・・。
ほぼ独学状態であったが、調査した上での不明点は先輩に質問をする。
ここで厄介なのが何もかもわからなすぎて質問する内容が不明確になったり、
ググったら未知の用語が羅列され、それをググったらまた未知の・・・・・
きっと誰もが通る道なのだろう、そういう時はあまり気にせず理解できるものから消化していく。
後々になって、なるほどと気づかされることは多いこともある。
教育制度は整っていない会社は数多存在するが、フランクな関係を築ける師匠的な存在が
いるといないで、新人の成長スピードに10倍くらい差が出るのではないだろうか。
なので尊敬できる師匠を見つけて欲しい。
また、未経験の人はまず何を学べばいいか、どの言語が良いかという疑問を持つが、
個人的にはあまり気にする必要はないと思う。
作りたいものが明確であれば、ベストパフォーマンスを発揮できる言語や環境を見出すことは可能かもしれないが、
そこまで目的がはっきりしている人は稀だろうし、実際に学習した言語の業務に就けないこともある。
IT分野に限らず、学習する癖をつける、これが何より大切なんだろうなぁ・・・頑張らなきゃ。
サクッと頭使ってソース書くなら、個人的には入門動画や練習問題も豊富なpaizaがお勧めです。
業界の闇は深い
IT業界と聞くと最も気になるところですね、実はこんな僕もデスマを経験しています。
はっきり言って本当辛いです・・・。
デスマの根本原因の大半は、プロジェクトチームの力不足かと思います。
新人にはどうすることもできないので、それを経験するか否かは運に寄るものが大きいですが、
技術者としての経験を積めば回避策を講じられるかと。最悪逃げ・・・・・
##これから
一般的に、活きの良いエンジニアの年齢は35歳までとは言われているが、
それに囚われず挑戦していきたい。
qiita初投稿ですが、今後は技術的な内容もアウトプットできるよう精進します。
まとめ
・年齢や学歴、経験はあまり気にせず挑戦できる業界
・人との関わりは多い為コミュ力は重要
・勉強する癖が大切
・師匠を見つける
・闇に触れたらその時考える
がんばろ。