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基本情報技術者試験で出題される紛らわしい用語4選 partⅡ

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前回は基本情報技術者試験で出題される紛らわしい用語6つについてその意味と覚え方まで合わせて紹介しました。今回は前回紹介したものとはまた別の、基本情報技術者試験の出題範囲において非常に混同しやすい用語4つについてそれぞれの違いを交え本記事で紹介していこうと思います。

頭文字Sから始まる4つの混同しやすい略語

・SHA
・SLA
・SOA
・SFA

どの単語もS始まり、A終わりで全て1文字違いのためそれぞれの意味自体は理解できても勉強を進めていくうちにどれがどれを指すのか次第に混同してしまうのは基本情報技術者試験の勉強していく上であるあるだと思います。
本記事ではこれらの用語が決して混同することがないようこれらの違いを概念レベルで見直し、それぞれの言葉の相関を図示しようと思います。

基本情報技術者試験学習者でもそうでない方でもこれら用語を知らない方もいるかと思われるため以下これらの用語の意味について簡単に説明します。


① SHA

Secure Hash Algorithmの略でハッシュ関数のアルゴリズムを指す言葉。
入力データから固定長のハッシュ値(要約)を生成する関数。
同じ入力データであれば同じハッシュ値になるが、入力データが少しでも変われば全く異なるハッシュ値が生成されるという特徴があります。


元々、任意の長さのデータを160ビットのハッシュ値に変換するSHA-1が開発され、その後改良版のSHA-2が開発され、高い安全性を持つため今現在広く利用されています。

他にもSHA-224、SHA-256、SHA-384、SHA-512等があり、それぞれハッシュ値の長さが異なりますが、この中では多くのセキュリティプロトコルで採用されているSHA-256、SHA-512のみ基本情報技術者試験で多く出題されるためこれだけ覚えればよいです。

SHAの主な用途としてはパスワードの保存(平文をそのまま保存しない)、データの改ざん検知、デジタル署名等です。

SHAを一言で言うと

暗号に関わる処理を担う機能


② SLA

Service Level Agreementの略でサービス品質保証契約のこと。
ITサービス提供者と利用者の間で結ぶ「サービスの品質や水準」を約束するための契約。

契約内で規定される内容は、稼働率(例:99.9%)や障害時の復旧時間、サポートの対応時間等。

SLAを一言で言うと

技術やサービス、機能そのものでなくそれらの水準を取り決めるための契約


③ SOA

Service Oriented Architectureの略でサービス指向アーキテクチャを意味する言葉。
具体的にはシステムの機能を独立したサービスの集合として設計する考え方。

特徴としては、サービスとしてそれぞれの機能が独立しているため再利用性が高い。またそれぞれのサービスを組み合わせることにより別の新たなシステムを構築することができる。

SOAを一言で言うと

機能を設計するに当たっての設計思想・アーキテクチャ


④ SFA

Sales Force Automationの略で営業活動をITで効率化、最適化するためのシステムのこと。

目的は主に見込み顧客情報の管理や各営業メンバーの状況把握、将来の売上の予測等


このSFAと混同されがちなシステムとしてCRMというものがありますが、SFAは営業活動のみを支援するシステムに対して、CRMは営業活動だけでなくマーケティング、カスタマーサポート部門含め顧客情報を横断的、一元的に管理するためのシステムであるためそういった点で異なるのでこの辺りも混同しないよう気を付けたいところですね。

SFAを一言で言うと

営業における業務を最適化するためのシステム


以上、簡単にそれぞれの用語の意味について説明しましたが、これらを概念レベルで把握しそれぞれの位置づけを各レイヤーごとに図解したものが下記になります。

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SFA、SHAは実際のシステム及びシステムを構成するための一部機能に当たり、SOAはSFAのようなシステムを設計するための根底にある設計思想という位置づけになります。
そしてサービス、機能水準に関しての取り決めを行うSLAについては設計されたものをどのように扱うか、設計物をどのように管理運用していくかということが目的のため上記設計フェイズに当たる3つをある種内包するものといった位置づけになります。

これら4つの用語を単純に暗記するに際しては今回は用語の数も少ないためそれぞれ概念レベルまで抽象化し、それらの関係まで把握する必要もないように思いますが、こういった形でそれぞれの概念の繋がりを理解、把握することは勉強していく中で知識を有機的に結びつける上で非常に重要であり、またこのように字面が似ており頭の中で混同しやすい用語においてもそれぞれの用語が混同せず頭の中で整理されるようになるため本記事ではこのような形で図解し説明しました。
このように理解していく学習法は資格勉強全てにおいて活きるため是非とも活用していただけると幸いに思います。

まとめ

本記事ではSから始まる混同しやすい略語について紹介しました。
基本情報技術者試験では覚える範囲が多いため一つ一つの用語の意味をしかと理解しつつ、違う用語と混同しないようにすることが合格する上で1つ重要な要素かと思います。

本記事を読むことで基本情報技術者試験の合格を目指している方の勉強の助けになれば幸いに思います。


著者: T.M (株式会社ウィズツーワン)

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