ローカル環境でメールを送信する
ローカル開発環境の「XAMPP
」でのメール送信の方法を解説します。
大まかな流れとしては、
-
php.ini
ファイルの編集 -
sendmail.ini
ファイルの編集 - メール送信の確認
です。
警告
設定ファイルを編集するため作業前に必ずバックアップを取ってください
コピーで大丈夫です
1. php.iniファイルの編集
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C:\xampp\php\php.ini
の設定ファイルをテキストエディタで開きます -
php.iniファイルで
mail function
と検索 -
[mail function] 内の編集
sendmail_path
をsendmailの実行ファイルのパスに修正php.iniSMTP = localhost smtp_port = 25 'sendmail_path = "C:\xampp\sendmail\sendmail.exe"' mail.add_x_header = off
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最後にphp.iniファイルを保存
2. sendmail.iniファイルの編集
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C:\xampp\sendmail\sendmail.ini
の設定ファイルをテキストエディタで開きます -
[sendmail] 内の編集
stmp_server
をメールサーバーのホスト
stmp_port
をメールサーバーのポート番号
auth_username
をメールサーバーのユーザー名
auth_password
をメールサーバーのパスワード
force_sender
をメールの送信者に設定するアドレスsendmail.inismtp_server = hostserver.jp smtp_port = 587 auth_username = user@example.jp auth_password = password force_sender = user@example.jp
上記の設定は
XAMPP上でメール送信に使用する「メールアドレス」と
そのメールアドレスの「送信サーバー(SMTP)の情報」を用いて設定 -
sendmail.iniファイルを保存し、
Apacheを再起動
3. メール送信の確認
if (mb_send_mail($to, $subject, $message, $header)) {
echo '送信しました';
} else {
echo '送信できませんでした';
}
- $to には送信先のメールアドレス
- $subject にはメールの件名
- $message にはメールの本文
- $header にはヘッダーの設定
上記を実行し、メールを送信できれば、設定はOKです。
参考
PHP公式リファレンス
みやしもブログ 【XAMPP】ローカル開発環境でメール送信をできる様にする
著者:E.R(株式会社ウィズツーワン)