1
1

目の疲れが軽減! BenQ・アイケアPCモニター「GW2790QT」レビュー

Last updated at Posted at 2023-09-18

※こちらの記事は、Qiita の【BenQモニタープレゼントキャンペーン】に応募し、【ベンキュージャパン社】からモニターのプレゼントを受けて、作成しました。

簡単な自己紹介

こんにちは、ドライアイのウェブエンジニアです

46歳・男性。ウェブエンジニア(主に Phper として)仕事をしています。
会社は兵庫県神戸市。住まいは同県三木市。

コロナ禍からフル・リモートワークに入り、今年で4年目です。
9時から19時まで、ほぼ机の前に座っているので、モニターのスペックは超重要課題です。

マルチモニター(2台持ち)かつ、机を広く使いたいので、モニターアームを使っていました。

benq01.jpg


抱えている問題 - 「ぶどう膜炎」 -

元々、重度のドライアイだったのが、昨年、「飛蚊症」を発症。
かかりつけの眼科医から、「失明の危険がある」と警告され、診断後に即、精密検査…ということがありました。

結果、網膜剥離を起こす「ぶどう膜炎」を発症していたものの、症状は止まっており、失明は免れました。
1年経過して、いちおう、治まっているということで、検査は半年おきになりました。

image.png

目を酷使する皆様、ドライアイは発症したら完治することはまずありません。

生活には、充分な睡眠と、適度な休息を心がけましょう!
(ブラック企業で無理をすると、中高年になってからこたえますよ!)

そんな私に、今回はこんな素晴らしいモニタがやってきました。

(こんなに素晴らしい製品があると知っていたら、4年前に、身銭を切ってでも買っていたな…)

レビューを書きつつ、そんな一抹の後悔も抱きます…。


知れば知るほど目にありがたい、 BenQ のアイケア PC モニター

image.png

27インチの 2K WQHD モニタには、多彩なカラーモードをはじめ、フリッカーフリー技術など、目を守るための機能が豊富にが備わっています。

仕様

画面サイズ 27 インチ
パネル IPS
バックライト LED バックライト
解像度 2560x1440
輝度 350 cd/㎡
コンストラスト比 1000:1
視野角 178°/178°
応答速度 5 ms
リフレッシュレート 75
色域 sRGB 99%
カラーモード ケアモード, コーディング, ePaper, ゲーム, M-Book, Movie, 標準 , ユーザー
アスペクト比 16:9
表示色 1670 万色
表面処理 表面処理
画素密度 109
色温度 薄青, 標準, 薄赤, ユーザー設定
Gamma 1.8 - 2.6
HDCP 1.4
OSD 言語 Arabic, Chinese (simplified), Chinese (traditional), Czech, Deutsch, English, French, Hungarian, Italian, Japanese, Korean, Netherlands, Polish, Portuguese, Romanian, Russian, Spanish, Swedish
AMA

ファーストインプレッション: ドライアイ持ちにはすべてが神々しいスペック

image.png

ちょっと重たい話で恐縮ですが、私には、いずれ失明するかもしれないという可能性があります。
JINS のブルーライトカットグラスを装着し、PC モニターは常に「夜間モード」(薄茶色)で
IDE やエディタは「ダークモード」が基本です。

幸い、今の職場は支給 PC をケチるような会社ではなく、モニタも不満はありません。
が、そうはいっても入社以来、5年以上、使っているモニター…。
そこそこ(輝度が)へたってきたので、社内 SE さんに相談かなあ、と考えていた矢先、
以下の機能を持つモニターをプレゼントしてくれるという Qiita さんの神企画を目にしたのです。

以下、3点の機能は、本当にありがたく、身にしみる思いです。

ブライトネスインテリジェンス(B.I. Gen2)

部屋の環境に応じてディスプレイの輝度を自動的に調節!

ブルーライト軽減プラス

有害であると考えられている ブルーライトを除去、目が受ける疲労や刺激を効果的に軽減!

フリッカーフリー技術

フリッカーの主な原因を除去! ※「フリッカー」とは「画面のちらつき」のこと

目に問題を抱えている人間のことを、こんなにも配慮しているモニターがあるのか…!!

ブラック企業に出向して16連勤していると、「神も仏もあるものか…」と思ったこともありましたが、
世の中は捨てたものじゃない。
「優しさ」で出来ている製品もある…とつくづく感じ入りました(大げさだけど、大げさじゃない)。

上記から、早速、応募した次第です!


設置で気がついた「エルゴノミクスデザイン」の素晴らしさ

モニターアームを使うと、モニタを気軽に回転できるので重宝していましたが、あえて言えば、「高さ」を気軽に変更できない点のみが残念でした(※私が使っていたモニターアームの感想です)。

ところが「GW2790QT」の場合は、液晶のベゼル部分をしっかりつかみ、持ち上げたり、押し込むだけで高さ調整が可能。※高さ調整は「110mm」とのこと。
さほど強い力を加える必要もありませんでした。なんて優秀なんでしょう。

image.png

私が感動したのは、「液晶」の機能にこだわるだけで、終わっていない姿勢です。
物理的な「高さ」も調整して、目に優しくあろうとしている、その設計思想。
ベタ褒めが続いているので、ちょっと胡散臭いと思われるでしょうがw、設置しながら、ここまでやってくれる企業があるんだ、と感激した次第です。

ということで、モニターアーム、はずしてしまいました!


モニター到着から10日間、使ってみて分かったこと

モニターが到着したのが9/8、とりあえず1週間ほどは使ってからレビューしようと思っていました。
9月の3連休を利用して、レビューします(9/18に書いています)。


優秀な切り替えスイッチ

PCモニターの「設定」といえば、画面右下にある物理スイッチ。
ベゼルの下から上に持ち上げる感じで指を入れて使うのがスタンダードです。

ただ、いかんせん使いにくい。
ストレスになる原因は、左右や上下にメニューを動かすボタンが横並びで配置され、直感的に使えない点。
ところが「GW2790QT」、なんと、このスイッチが 「十字キー」になっている!

benq02.jpg

以下の豊富に用意されている「モード」を簡単に切り替え、調整することが可能です。

モード 特徴
標準 すべての設定がバランスよく調整されている
コーディング 長時間モニターと向き合うプログラマーやエンジニアにお勧めのモード(文字がくっきり!)
ケアモード 輝度と色の彩度を低減し、繊細な目を守る
M-book Macbook の色味を再現(!)し、モニターと Mac 間での色の相違が解消される
動画
ゲーム
ePaper モノクロの電子書籍やドキュメント閲覧用で最適な輝度値で文字がクリアに表示
ユーザー 自由にカスタマイズ

現時点で、「ケアモード」を常時、使っています。
長くコーディングする時は、「コーディング」に切り替えて、臨機応変に。

切り替え作業が楽チンで、ストレスフリーです。


おまかせできる、輝度の自動調整が結構優秀

周囲の明るさに応じてディスプレイの輝度を自動調整してくれる「ブライトネスインテリジェンス (B.I. Gen2)」。
実際に10日ほど使ってみて、「これだけ明るいのに、目が疲れにくい」というのが実感としてあります。

「これくらいだったら辛くならないかな…?」と考えてやっていた設定が、おまかせできるのは嬉しいですね。

image.png


画面モードと合わせて使える「ブルーライト軽減プラスモード」

簡単に切り替えができるモードがあるのは、前述のとおりです。
さらにブルーライトを5段階のレベルで除去できる機能があり、各モードに追加する形で設定できます。

たとえば、「ケアモード」+「ブルーライト軽減プラスモード: レベル3」くらいが私にはいい感じ。
暗すぎず、かつ、画面から青っぽさもちゃんと消えています。

image.png


フリッカーフリー初体験

画面のちらつきについては、肉眼では確認できないのですが、「GW2790QT」が来る前のモニターと比較します。

・A社 ... 2万円弱で購入した私物。画面が反射している感。明るいけれど、最も疲れやすい。サブモニタ。
・P社 ...会社支給のメインモニタ。数万円台。見やすく、疲れにくかったが、数年使用でやや暗いかも。

当然といえば当然ですが、BenQ のモニターは「明るく疲れにくい」というのが分かりました。
フリッカーフリーの検証はできませんが、「疲れにくい」のは確かです。
※10/18 追記 ... やはり、断然、疲れにくいです。時々感じていた、「眼の痛み」がほぼ無くなりました。

image.png

このモニターが来るまでは、「はっきり見えるようにする」=「目が痛くなる」でした。
今は、「予想以上に明るくはっきり見えているのに、目が痛くない」となって、仕事の道具って選ばないとダメだなあと、つくづく思い知りました。


Eye-CareU ソフトで「ポモドーロ・テクニック」も

BenQ 公式サイトから無料でダウンロードできる「Eye-CareU ソフト」。

スクリーンショット 2023-09-18 163831.png

タイマーソフトかな? と最初に思ったのですが、ここから画面モードもしっかり変更可能です
直感的に設定できる「十字キー」も便利ですが、専門のソフトウェアで変更できるのは嬉しい。
もちろん、「モード + ブルーライト軽減(のレベル調整)」も設定可能。

・タイマーは5分単位で設定(5分~55分まで)
・繰り返し設定あり
・タイマー終了後のモード: 画面ロック、強制休憩、休憩リマインダー

丸3年、リモートワークをしてきた経験から言いますと、30分で5分の休憩は必須です。
必ずモニターから目を離している時間を取らないと、疲労が蓄積するのはもちろん、「集中力」が夕方までもちません。
目のケアもそうですが、仕事の質、進捗を守るためにも休憩を適切にとるのは重要です。

あと、「距離リマインダー」をオンにすると、どうやら「ブライトネスインテリジェンス」で使われているセンサーを活用しており、モニターに近づきすぎると、警告が出ます。すごい。

「照明リマインダー」は検証できていませんが、多分暗すぎたり、画面に光が当たりすぎると警告が出るのかも。いずれにしても、「VDT作業」を行うにあたり、あらゆる症状を予防することを徹底して考えられています。


総評

  • 簡単に自由に角度や高さを変えられ、直感的に使える「十字キー」もあり、使う人のことをきちんと考えられている
  • 「目を酷使する人をケアする」ことを徹底的に考えぬかれた製品
  • ポモドーロ・テクニックを活用できるフリーウェアは、VDT 作業のストレスを予防できる優れたツール

「アイケアPCモニター」を初めて使いましたが「もっと早く知りたかった!」というのと、「もっと世の中に広まってほしい!」と本気で強く思いました。

これからも、IT の世界で、モニターが必要でない仕事などないでしょうから。

一生懸命、仕事に励むあまり、目をつぶして後悔するような人が1人でも減りますように。
身をもって、痛い目にあっているので、疲れ目で困っている人を見かけたら、BenQ のモニターを啓発していこうと思います。

Qiita 様、BenQ 様、
重ね重ね、素晴らしいモニターをありがとうございました!

image.png

1
1
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1