昨今エンジニアを目指す方はたくさんいますが、スクールと独学どちらを選ぶかっていうのは多くの方が悩むポイントだと思います。
この2つの比較に関してはほぼ語り尽くされているというか、僕が見る限りどこの情報ソースにも同じことが載っていますし内容も「そのとおりだなー」って思うものばかりでした。
なのでこの動画では僕の主観的な考えをお話ししたいと思いますので、実際に独学でブログラマー転職した人の意見として参考にしてみてください。
この記事はYoutubeに挙げた動画と同じ内容になっているので、興味がある方はのぞいてみてください。
知識ゼロからのプログラミング学習は独学で進める。という提案
##内容
- 独学のメリットとデメリット
- 費用に関して
- 自走力の証明に関して
- 独学のデメリットは解消できる
- 独学でも転職までたどり着ける
- まとめ
##独学のメリットとデメリット
先にも挙げた通りいろんな所で取り上げられている内容ですが、僕が思うメリットとデメリットをざっと羅列すると
####メリット
- 浮いたスクール代に別の用途を持たせられる
- 独学で技術を身につけたこと自体が自走力の証明になる
####デメリット
- 技術的に躓いたとき辛い
- 持続力が必要
- 仲間ができづらい
- どんなロードマップで進めればいいかわからない。
って感じです。
##費用に関して
独学を選択した際の最も大きなメリットはやはりスクールの費用がかからないという事です。
大手のスクールに通えば3~6ヶ月で30〜70万円の費用がかかりますので、その分を他の資金として使えるのは魅力です。
**浮いたお金を使って「自分の選択肢を増やせる」**というのは独学の大きな利点だと思います。
とある大手スクール出身の人から「数年前までは今の半額くらいだった」って話も聞いたことがあるので、金額は上がってきているようです。
それが
「プラグラマー志望者の人口増加を狙った商法」なのか「なんらかの理由で経営コストが上がっているから」なのか詳しいことは分かりませんが、重要なのは今提示されている金額なのでこれを妥当な金額と捉えるかどうかで選択は変わってくると思います。
####僕的にはこの金額がちょっとデカ過ぎるかなって思います。
単純にこれだけの資金を学習ソースに割くことが出来ればUdemyの有料動画やMENTAのようなサービスを使用しても余裕でお釣りが返ってきますし、いろんな技術書も買えます(僕はあんまり買ってないんですけど・・・)。
そこからもくもく会やプログラマーの懇親会などの交際費を引いても十分に余ります。
就活で納得いく企業に巡り会えなかった場合も、浮いたスクール代を生活費に回せば無職でも1〜2ヶ月くらいなら就活期間を伸ばせます。
個人的には就活期間は長く取ることをお勧めしているので、これはめちゃくちゃ重要です。
スクールにボンとお金をかけるのではなくて、状況に応じて自分に必要なモノを判断し投資していく。
という考え方の方がより効率的に資金を活用できますし、自分の可能性を広げられるのでオススメしてます。
##自走力の証明に関して
僕的に結構重要かなと思う部分です。
プログラミングスクールに通えば**学校がカリキュラムを組んでくれる+いつでも相談できる。**というのがメリットなのは明白です。お金をかける価値があると思います。
しかし、企業側は自分の力で成長できる人財を歓迎します。
同じクオリティのポートフォリオを見て片方は「スクールで学びました」もう片方は「独学で学びました」と言われれば、企業目線でどちらの将来性が期待できると判断するかは明白ですね。
スクール通ってる人は自走力がないってわけじゃないんですけど、それをどうやって選考でアピールするのって話になると独学の人に一歩劣るかなと思っています。
言ってしまえば面接対策ってことになりますが、特に小規模ベンチャーのような充実した研修環境が整っていない企業に関しては採用・不採用に大きく影響してくる部分かと思います。
独学でやりきることができれば大きなアドバンテージを持てるというのが僕の見解です
##独学のデメリットは解消できる
MENTAなどのサービスを利用して技術的問題を解決したり懇親会に参加して仲間を増やしたりすれば独学のデメリットの多くは十分に解決できます。
逆に自分からそういったアクションを起こす「行動力」と「継続する力」の2つはお金があってもどうにもならないので、どうしても自分の力で進んでいくのが無理だと思う方はスクールに通う方が賢明ですね。
こう言うと「継続力がないならプログラマー向いてないじゃん」って思うかもしれませんが、別に「自力でやるのは無理だからスクールに通う」って選択をしてもいいと思います。
本当にダメなのは「自分の課題を解決すること」に対して他力本願であることなので、自分の弱点と向き合って解決方法を他者から得るというのは立派な選択なんじゃないでしょうか。
####「ロードマップがわからない」「どういう勉強をすればいいかわからない」という点について。
個人的にはこれが最も重要かつスクールに通う最大のメリットだと思います。
僕も「Progate終わった後何すればいいの?」ってめちゃくちゃ思いました。
ただ最近ではここに関しても情報が出回るようになっているので、積極的に情報収集していけば十分解決できると思います。
何と言っても今はYoutubeに有益な情報を投稿している人がたくさんいますので、その動画を見て自分のロードマップを作成すれば良いのではないでしょうか。
僕が以前投稿した「知識ゼロから独学4ヶ月でWeb系自社開発企業へ転職するまでのロードマップ」
という動画も、そのために作成したものなので是非参考にしてください。
##独学でも転職までたどり着ける
この動画を見てる人は少なからず独学に興味がある人かと思うのですが、一番不安に思うのは「独学でも就職までこぎつけられるの?」ってとこかなと思います。
結論を言えば「イケる」ですね。
今はスクールに通わなくてもいろんな情報が手に入るので、ちゃんと考えて取り組めば「独学だから無理だった」ってことになる要素がないです。
僕自身がそれを成し遂げたので胸を張って言えてるんですが、実際に僕以外にも独学で就職した人は周りに結構いるのでここは不安に思わなくても良いのではないでしょうか。
##まとめ
結局のところお伝えしたいのは
・現代は独学でプログラミングを学ぶことができる環境にある。
・自分で考えて行動に移せる人ならばスクールに通わなくてもスキルを身につけられる
・浮いたスクール費用を使って選択肢を増やせる
ということなので、より自分の可能性を広げられる独学という選択をみなさんにオススメします。
ちょっとやり遂げる自身がないなって人は自分の銀行残高と相談してスクールに通えば良いと思います。
無理して挫折するより100倍良いですし、スクールならではの利点もあるはずなので。
以上です。