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【ざっくり解説】ActiveHashモデルからnameが取得できない原因と対処法

Last updated at Posted at 2020-10-12

「ActiveHashのモデルからnameを取得したいんだけど、undefinedエラーが出て取得できない…」

そんな方向けに、ActiveHashのnameを多少強引に取得する方法と、そもそもnameが取得できない理由について解説していきます。

プログラミング初心者の方は参考にしていただけると幸いです。
(なぜエラーが出るかご存知の方にとっては、この記事は無益です。ごめんなさい。)

この記事の目的

・ActiveHashを使った正常な値の取得方法を復習する
・ActiveHashモデルからfindメソッドで値を取得する方法を学習する
・なぜundefindエラーが発生するのかを理解する

【前提】 ActiveHash 正常な値の取得

sushi.rb
class Sushi < ActiveHash::Base
  self.data = [
    { id: 1, name: '大トロ' },
    { id: 2, name: '中トロ' },
    { id: 3, name: 'いくら' },
    { id: 4, name: '穴子' },
    { id: 5, name: 'えんがわ' },
    { id: 6, name: '雲丹' },
    { id: 7, name: 'いか' }
  ] 
end
lunch.html.erb
<%= @shari.sushi.name %>
<!-- @shariのsushi_idが「4」 の場合、「穴子」が表示される-->

このような記述で、ActiveHashのモデルから、@shari.sushi_idに紐づくnameの値を取得することができます。(今回モデルの記述は割愛します。)

しかし、ある条件下では、ActiveHashのname要素を取得することができず

undefined method '〇〇' for …

のように、エラーとなってしまう場合があります。

そんな時に、無理やりActiveHashのモデルから値を取得する方法をお伝えします。

その①:findを使って取得・表示する

lunch.html.erb
<%= Sushi.find(@shari.neta_id).name %>

「エラーは起きたけど、せっかくActiveHashモデル書いたし使いたいな…」

という方にオススメなのは、findメソッドを使って無理やり取得する方法です。

①findメソッドの引数に取得したいidを渡し、Sushiモデル(ActiveHash)から@shari.neta_idを探します。
②取得したidのnameが欲しいため、末尾に.nameをつけてあげます。
③Sushiモデルから、@shari.neta_idに合わせたname要素が取得できます。

多少強引な方法ではありますが、この方法を使えば指定のname要素を取得することができます。ただし、コードが冗長になりやすいので、使うときは注意が必要です。

その②:form.select と Caseで取得・表示する

new.html.erb
<%= form.select :neta_id,[["アジ",1],["コハダ",2],["赤むつ",3],["アマダイ",4]] %>
lunch.html.erb
<% case @shari.neta_id %>
  <% when 1 then %>
     <p>アジ</p>
  <% when 2 then %>
     <p>コハダ</p>
  <% when 3 then %>
     <p>赤むつ</p>
  <% when 4 then %>
     <p>アマダイ</p>
<% end %>

「記述量は少ないし、ActiveHashじゃなくてもいいかな…」

という方は、プルダウン部分をform.selectに、表示部分をcase文で記述することで、擬似的にActiveHashのような表現をすることができます。

ただし、この方法は選択肢が増えると記述量が膨大になり、コードの可読性を下げる可能性があるので、選択肢が少ない場合のみ使用することをオススメします。

そもそもなぜ取得できないの?

結論、「ActiveHashモデルのモデル名とカラム名が合っていない」場合、name要素を正規の方法で取得することができません。

カラム名がsushi_id(integer型)であった場合、ActiveHashのモデル名もSushi.rbである必要があります。前述その①の場合、Sushi.rbからneta.nameのような形で値を取得しようとしても、取得できません。

ActiveHashモデルを作成してプルダウンやチェックボックスを作る際は、モデルの名前とカラムの名前を揃えるようにしましょう。

まとめ

①ActiveHashはモデル名とカラム名があっていないと、.nameでname要素を取得することができない。
②別名のモデルから値を取得する場合は、findを使うことでname要素を取得することができる。
③記述そのもの(選択肢)が少ない場合は、form.selectとwhenを使うことで表現する方法もある。

最後までご覧いただきありがとうございました。
引き続き、学習を頑張っていきましょう!

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