目次
- はじめに
- 対処法
- 最後に
はじめに
Visualizerを開いた際に、エラーメッセージとして
Failed [Port 3001 is in use. Please change 'cacheServerPort' to an available port and retry']
と表示され、ポートが使用中で開かない場合があります。
これは、Visualizerが何らかの理由で強制終了し、
3001ポートが解放されないままになっている可能性があります。
確認方法と解消方法について、紹介しますので参考にしてみてください!
確認方法
先ほどのエラーが表示されたら、一度Visualizerを閉じておきましょう。
①ターミナルを開き、
3001ポートを使用中のファイルを表示する下記のコードを実行して下さい。
lsof -i -P | grep 3001
ファイルが表示された場合、
左から順に下記の項目が表示されます。
(参考)https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1904/18/news033.html
②次に、稼働中の全プロセスを表示する下記を実行してください。
ps Ac
Visualizerを閉じているにも関わらず、
①の実行結果で、コマンド名にnode
と表示されており(※)、
②の実行結果にVisualizer
が一覧に表示される場合、
Visualizerが正しく終了していない可能性があります。
(※Visualizerはnodeによって動いているため、Visualizer使用中のプロセス名はnodeとなります。)
以下の方法を使い、実行中のプロセスを終了させるようにしてください。
また、上記のような結果にならなかった場合、
他の要因が考えられるため以下のリンクを参考にして原因を探ってみてください。
【エラーまとめ】
- Konyでよく遭遇するエラーまとめ *Kony Visualizer 起動〜開発編*
- Konyでよく遭遇するエラーまとめ *Build編(共通)*
- Konyでよく遭遇するエラーまとめ *Build編(iOS)*
対処法
① 再度ターミナルにて下記のコードを実行
lsof -i -P | grep 3001
例)3001ポートが使用中の場合
(3001の部分はエラーが表示されたポート番号によって適宜変更してください)
lsof:プロセスが開いているファイルを表示するコマンド
grep:ファイル内の文字列を検索するコマンド
② 返却値を確認
node 00000 ××××××× ×××
IPv6 ×××××××××××××× ×××
TCP *:3001 (LISTEN)
プロセス名の後に、プロセスのPIDが表示されます。
(今回は、例として0000という値を表示)
③ PIDを指定しプロセスを終了させる
kill -9 00000
上記コマンドを実行し、
kill -9
の後に②で表示された、PIDを指定し、プロセスを終了させてください。
kill:実行中のプロセスを終了する
ポートのプロセスが終了させることで、Visualizerを開くことが出来ます。
最後に
Visualizerが開かない場合の対処について紹介しました!
よくある事例なので、同じように困っている人がいたら
この方法を紹介してみてくださいね
最後に一言
より読みやすい記事にしていきたいので、
「ここがわからなかった!」
「ここがもっと知りたい」
など、コメントいただけると嬉しいです!