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Azureのいつでも無料サービスまとめ

Last updated at Posted at 2020-03-10

Azureの無償枠

Microsoftが提供するパブリッククラウドのAzureのサービスには
いくつか無償枠が存在します。
代表的なサービスを以下にまとめました。

Azure Web Apps (PaaS)

Azureが提供するPaaSです。
Freeレベルでは1GBまでのディスク領域(ストレージ)が無料です。
カスタムドメインや複数インスタンスには対応していませんが、
Web Appsの時間分の料金そのものは発生しません。

Azureには他にMobile AppsやAPI Appsというサービスもありますが、
こちらのサービスと含めて10のリソースまで無料枠となります。

Azure Functions (FaaS)

Azureが提供するFunction as a Serviceです。
従量制プランで400GB秒のリソース使用枠と100万回の実行回数の範囲内であれば無料です。
サービスのバージョンごとにサポート言語は違いますが、
個人的にはPowerShellにも対応してくれたのは大きいです!

言語 1系 2系 3系
C# GA (.NET Framework 4.7) GA (.NET Core 2.2) GA (.NET Core 3.1)
JavaScript GA (Node 6) GA (Node 8、10) GA (Node 10、12)
F# GA (.NET Framework 4.7) GA (.NET Core 2.2) GA (.NET Core 3.1)
Java 該当なし GA (Java 8) GA (Java 8)
PowerShell 該当なし GA (PowerShell Core 6) GA (PowerShell Core 6)
Python 該当なし GA (Python 3.6、3.7) GA (Python 3.6、3.7)
TypeScript 該当なし GA1 GA1
※GAは一般提供開始(General Availability)の略
サポート言語

CosmosDB (NoSQL)

Microsoft、「Azure Cosmos DB」をずっと無料で使える「Free Tier」発表 地球規模の分散データベースを最大5GBまで

上の記事を見たから今回エントリを書くに至りました。
Azureが提供するドキュメントNoSQLです。
5GBまでのストレージと400RU(リクエストユニット)までが無償のようです。

Azure Notebook

若干毛色が違いますが、Azureで提供されているJupyterNotebookです。
JupyterNotebookといえばGoogleColaboratoryが有名ですが、
こちらのAzure NotebookはPythonだけでなくF#やRも利用できます。
Microsoftならではですね。

GPUのオプションがないこととPreview版ではありますが、
有効な選択肢かと思います。

Azure Notebook

Azure DevOps

  • Azure Pipelines CI/CDツール
  • Azure Boards 看板管理
  • Azure Repos プライベートレポジトリ 2GBまで無償
  • Azure Artifacts 開発用パッケージ管理

上の4つを包括したサービスです。

まとめ

他にも無料のサービスはありますので、以下のリンクからご確認ください。

いつでも無料

注意点としてサービスの時間単価としてみれば無償枠の範囲だったとしても、
ネットワークの転送に費用が請求されることもあるので注意して利用ください。

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