こんばんは。阿下喜弥富(Yatomi Ageki)です。
Veeamで自社のサーバをバックアップするのは良いけど、Veeamをインストールしたサーバ自体のバックアップはどうするの?という話をします。
Veeam Backukp & Replication(通称VBR)のバックアップ
Veeam Agent for Microsoft Windowsを想像した方がいるかもしれません。
しかしVeeam製品はVeeam製品自体のバックアップを想定しておらず、これは使えません。
LinuxでVBRを構築してVeeam Agent for Linuxを使うのもダメです。
こちらにVeeam Backup & Replication(通称VBR)をインストールしたサーバの
バックアップ方法が紹介されています。
https://www.veeam.com/blog/jp/how-to-backup-your-backup-server.html
要約すると「バックアップサーバの構成情報」だけバックアップして下さいとのことです。
リポジトリに構成情報をバックアップする機能がVeeamにはあります。以下その画面です。

もしVBRが吹き飛んでしまい、復旧する場合は、
1:別のWindows Serverを建てる(Version 13ならLinuxも可能)
2:Windows ServerにVBRを再インストール
3:下記画面で構成情報をリストアする

運用経験豊富な方々はきっと「ログとか消えちゃうんじゃない?」と思うでしょう。その通りです。
Veeamローカルのログをどの程度大切にするかでこの後の判断は変わるかと思います。SyslogサーバやSIEMに送る企業様も多いのではないでしょうか。費用対効果でご判断してください。
ちなみにSyslogサーバとの連携の仕方はこちらに記載されています。
Veeam Proxyのバックアップ
これについては少し古い記事ですが、Forumで議論されています。(こちら)
要約しますと、Veeamの中の人はバックアップ自体はできるよ(proxy can backup itself just fine.)と言っています。でもスレッドの参加者は「バックアップが遅ぇぞ」「hotaddが動かん」などと苦情を言っています。また、これはVMware基盤上のproxy applianceに限った話で、物理サーバのProxyについては言及しておりません。
先の記事の筆者の高橋氏も「バックアップサーバやプロキシのバックアップは不要です」とおっしゃっているので、Proxyのバックアップは不要と考えて良いのではないでしょうか?Windowsサーバを作り直してVBRからProxyを追加し直せば良いのではと考えております。
Veeam Repositoryのバックアップ
大量のデータを保管しているリポジトリをバックアップするくらいならBackup Copyしましょう。
Veeam公式の記事は検索に引っかかりにくいので、ほぼほぼ転載になりますが簡単に解説させていただきました。
もっと知りたい方はご紹介させていただいた記事を読んでください。
まとめ
Veeam製品のバックアップにVeeam Agentを使うのはやめましょう。
Veeam Backukp & Replication(通称VBR)の構成情報だけバックアップしてください。
ひとまず、お疲れ様でした。