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Ubuntuで公開VPNに接続する方法

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環境

Ubuntu18.04以降で可能なことを確認しています。
デスクトップ版(マウスのドラッグやクリックで操作可能)である必要があります。

1. OpenVPNをインストールしよう

まずVPNを扱うために新しいネットワークマネージャを導入します。ここでは広く使われているOpenVPNを使用します。

OpenVPNはコマンドラインから以下のコマンドでインストールできます。

OpenVPNのインストール
$ sudo apt install network-manager-openvpn

2. VPNの設定ファイルをダウンロードしよう

VPNは世界中から沢山貸し出されています。VPN Gateではその一覧表を見ることができます。
表の項目は左から『国・地域』『DDNS名・IPアドレス』『VPN接続数』『回線品質』と続いていくはずです。

この中から適当にVPNを選びます。1つ選べたなら、そのVPNの『OpenVPN』の項目から「OpenVPN設定ファイル」のリンクを開きます。

飛んだ先のページにある「DDNSホスト名が埋め込まれている.ovpnファイル」をダウンロードします。
(※「IPアドレスが埋め込まれている.ovpnファイル」を使うこともできますが、IPアドレスは変わる可能性があるので推奨はしません)

3. UbuntuにVPNを登録しよう

ダウンロードが完了したら、Ubuntuの「設定」を開きましょう。ここからの操作はUbuntuのバージョン依存になるので、適宜読み替えてください。

「設定」から「ネットワーク」を開くと、「VPN」の項目があると思います。その右上にある「+」を押してVPNを登録します。

「+」を押すと設定方法の指定に移ります。ここでは「ファイルからインポート」をクリックし、さきほどダウンロードした.ovpnファイルを選びます。

ファイルの読み込みが成功したらVPNの設定画面に移ります。設定は自動で設定されているので、あとは右上の「追加」を押すだけで追加は完了です。

4. 実際にVPNを使ってみよう

これで「VPN」の項目に新しくVPNが追加されたと思います。VPNの名前の隣にあるバーをクリックしてONにしましょう。

少し待ってみて右上のステータスバーにVPNの表示がされたなら、接続完了です!

ただし、接続できないことも多々あります。そんなときはそのVPNに接続するのは諦めて、別のVPNで試してみましょう。

まとめ

見ての通りとても簡単な手順なのですが、自分が苦戦したときに難しい内容の記事にしかヒットしなかったのでまとめました。いわゆる備忘録なので細かいところは気にしないでもらえると幸いです。

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