1. はじめに
2026年2月、AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)に合格しました。
クラウドの実務経験はあったものの、AWS全サービスを深く理解している自信はまだなく、特に「設計観点を体系的に整理したい」という思いから受験を決めました。
この記事では、SAPの試験概要から学習方法、本番の所感、出題傾向、難しかったポイント、そして合格後に感じたことまでをまとめています。これからSAPに挑戦する方の参考になれば幸いです。
2. 受験情報
- 受験日:2026/02/11
- 学習期間:約2か月
- 使用した教材:Cloud License(問題集)
短期集中というより、業務と並行しながら少しずつ積み上げていくスタイルで進めました。
3. 学習方法
今回使用した教材は Cloud License の問題集のみ です。
学習方針はシンプルで、問題演習を中心に理解を固めていきました。
※現場に出社することが多かったため、往復2時間の通勤の中で勉強していました🚃
学習の進め方
- Cloud License のSAP問題集を繰り返し解く(2周ほどしました)
- 間違えた問題の解説を重点的に読み込む
- 気になるサービスや仕様は公式ドキュメントを個別に確認
- 業務で触れる構成と照らし合わせながら理解を深める
SAPは範囲が広く、すべてを完璧に覚えるのは困難です。
そのため、問題演習 → 必要箇所だけ深掘りというメリハリのある学習が重要でした。
4. 本番の感想
受験して感じたのは、思った以上に時間に余裕があったことです。
- まず 90分で一周
- 残り 90分を見直し に充てられた
Cloud Licenseの問題に似た設問もあり、体感では 4割程度は見覚えのある内容 でした。
ただし、SAPは文章量が多いイメージがありましたが、今回の受験ではそこまで極端に重い問題は少なく、落ち着いて取り組むことができました。
5. 難しかったポイント
最も苦戦した点は 「2択で迷う問題の多さ」 です。
どちらも正しそうに見えるが、
- 運用をより自動化できるのはどちらか
- コスト削減を優先するならどちらか
- 移行手順における前提条件はどちらか
といった “最適解を選ぶ力” が求められます。
そのため、表面的なサービス理解では足りず、
各サービスの制約・注意点・運用設計に関わる特徴 を覚えておく必要があります。
6. 出題傾向(体感)
試験全体としては、試験範囲をまんべんなく出してくる構成でした。
特に印象的だったテーマは以下の通りです。
よく問われたポイント(体感)
- オンプレミス → AWS の移行パターンと制約
- ネットワーク・セキュリティ設計の最適解を選ぶ問題
- 可用性・フェイルオーバー設計の知識
- コスト最適化の考え方
- 事前条件・制限事項を踏まえたサービス選択
- オーケストレーション(Step Functionsなど)の理解
特に「可用性重視か、コスト重視か」「フルマネージドで行くか、自前管理を許容するか」など、目的に応じた取捨選択を問われる問題が多い印象です。
7. 合格後に感じたこと
業務でAWSを扱う際、以前は「知らないサービスや構成が理解できない」という拒否感がありました。しかし、SAPの学習を通して、
- なぜその構成を採用しているのか
- どういうメリット・制約を考慮しているのか
がなんとなくですが読み解けるようになり、設計書の理解度がに少し向上しました。
また、この資格を取得したことで次のようなメリットもありました。
良かった点
- AWSに対する自信がついた
- 転職サイトでクラウド関連企業からのスカウトが増えた
- 社内評価に影響し、給与査定のプラス材料になった
- 合格祝い金も支給され、努力がしっかり報われた
「取って終わり」の資格ではなく、キャリア的にも実務的にも価値を実感できる資格だと感じました。
※後日談ですが、IaCを用いたAWSのネットワーク構築案件(要件定義〜)へのアサインが決まりました
8. まとめ
SAPはAWSの設計・移行・最適化を深く理解できる資格です。
- 広範囲だが、学習を進めるほど全体像がつながる
- Cloud Licenseだけでも十分戦える
- 2か月の学習でも合格可能
- 合格後の実務やキャリアへの恩恵が大きい
AWSをより深いレベルで扱いたい方にとって、挑戦する価値は非常に大きい資格だと思います。
9. おわりに
AWS認定資格も気づけばのこり半分以下になっていました。
バッジを見返すのは学習継続の意欲を爆上げするのでお勧めです。
めざせポケ●ンマスター🥎

