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webサービスを個人で開発・運営するときに知ってほしい6つのこと【個人開発】

Last updated at Posted at 2021-05-01

#初めに
自分が今まで個人開発をしてきて学んだこと、考えたことをまとめます。

#筆者について
webアプリを作るのが好きでここ一年間、公開したものだけで15個はあります

###最近作ったもの(宣伝も兼ねて)
スクリーンショット 2021-04-30 133001.png

AmmotというSNSで、コンセプトは「制限の少ない自由な投稿を」です。
「ツイッターは文字数制限がきつい、ただfacebookは実名制だしデザインがごちゃごちゃでいや」
という声を聴いたので作ってみました。

文字数制限が6000字まで、画像・動画・音声は同時に10個まで投稿可能です。
詳しくはこちらも見てください

#1.アイデアを出す方法
一番いいのは自分が困った経験を思い出すことです。
「○○あったらいいのになぁ」「○○がなくなればいいのになぁ」など

特に「このサービス使いにくいなぁ」とか結構いいかもしれません。
そのサービスを使ってる人はある程度自分が作ったサービスに興味を持つだろうし、使う人(ペルソナ)が絞られているので。

ただし急にそんなことを思い出そうとしてもなかなか出ないので、日ごろからメモをしたり
付箋に適当なことを書きまくってそれをグループ分けして要らないものをそぎ落とし、残ったものを順序よく並べて整理するという方法もあります。(KJ法と言われています。)

↓自分の日ごろのメモ
スクリーンショット 2021-04-30 134209.png

まともなアイディアがありませんね。はい

##アイディア出しの注意
めちゃ個人的意見ですが
基本的には悩みを解決するタイプ以外のwebアプリは使われにくいです。
理由は二つ。

#####1.検索されないから。
「なんかおもろいwebサービスないかなぁ」で検索されることはほぼないです。
ユーザーがwebサービスを探す理由は基本的に困ったことがあるからです。

#####2.実際に使ってくれる人が少ない
緊急でもないので
「面白そうだな」とは思ってもそこから実際に使ってくれる人は非常に少ないと思います。

そう考えるとBoketeってすごい

#2.開発する前のアイディアの確認
開発する前に確認するべきことは大体こんな感じ

  • 自分はそのサービスを使うか。
  • なぜそのサービスを作りたいのか。
  • 悩みをどうやって解決することができるサービスでしょうか。
  • 最初は日本語だけで運営可能か
  • 個人で管理できるか
  • ほぼコンテンツがいらない or 自分で初期コンテンツが作れる
  • 1~2年は運用できそうか
  • 差別化はできそうか
  • ユーザーにどんな体験を与えるか

一番重要なのは「自分はそのサービスを使うか」です。
自分が使うサービスは成功しやすいです。
開発してる時もユーザーの気持ちなどをいちいち考えず「自分がどうしたら使いやすいか」という主観的な目線で作れるからです。

ただ注意してほしいのは「これは自分も使う!」と思って開発したが結局自分は使わなかったというパターンです。
これを防ぐのは結構難しいですが、いったん休憩をしてみて落ち着いた状態でもう一回そのアイディアを見つめなおすと良いかもしれません。

#3.開発中
意識してるのは2つ
###デザインを重視する
これは結構意見が分かれがちですが僕はデザインはかなり重要だと思ってます。
最初はデザインなんて適当でいいやと思っていましたが
トップページのデザインは、ユーザーがどのくらい登録してくれるかに大きく左右します。

###動作速度を見る
railsは素の状態で使うと結構遅いので工夫が必要です。
僕がやってるは

  • countメソッドを使わない
  • キャッシュを使う
  • scriptにはasync属性を付ける
  • turbolinksは絶対に外さない
  • render collectionを使う

くらいですかね。
それでもAmmotはそこそこ遅いので困ってます。

#4.リリースしたら
qiita
service-safari
zenn
note
つくログ
twitter

最低でもこのくらいは宣伝したほうがいいです。
無料で宣伝できるところがあったらなんでもやるくらいの心がけで挑みましょう。

名言:
宣伝はやりすぎるくらいがちょうどいい

#5.少し過疎ってきたら...

  • 内容を変えて再度、qiitaやnoteに宣伝してみる。
  • ログインをしないとコンテンツが見えないようにする
  • 投稿時刻などを見せない

など
ツイッターやQiitaではスパム報告をされない程度に全力でやりましょう。
過疎ったということは一度は人を寄せ付けたということですから。

#6.諦めるタイミング
何度も宣伝したが無理...
完璧に過疎った...PV数0

某掲示板製作者のひ○ゆきという方が言っていました
「口コミで広がらないサービスは伸びない」

宣伝をしたら最低でも100人くらいの人が作ったwebアプリを見てくれると思います。それを何度かやって無理なら、あきらめましょう。

期間でいえば大体1月くらい公開・宣伝して全く無反応だったらやめましょう。
愛着があるサービス程、閉鎖は悲しいと思いますがあなたの中でその失敗の原因を探して今後に生かせば失敗しても「作ってよかった」といえる日がくるはずです。

#まとめ
一番重要なのは
自分が使うサービスを作ろう

ただそれでも失敗することはあるので

  • webアプリを当てるのは結構難しいのでへこまず前へ進もう。
  • 数を作ろう(そのためにスピードを上げよう)

最後に僕の作ったAmmotもぜひ使ってみてください!

AmmotのURL
https://ammot.net/

僕のAmmotのアカウント
https://ammot.net/user/yamada(%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%80%85)

僕のツイッターアカウント
https://twitter.com/yamada1531

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