概要
Java Silver SE11の検証用環境をdockerで構築する。
今回はgithubにソースを置いときました。
こちらをベースに説明していきます。
※dockerとdocker-composeの環境が整っていることが前提です
Java Silverおすすめの勉強方法
なぜdockerで環境を構築するのか、に関係するのがこれ。
Java Silverの試験対策で、個人的におすすめなのが、
コード検証を
テキストエディタで編集+コマンドラインでコンパイル&実行
で行うこと。
理由は以下の通り。
- コマンドを自然と覚えられる。
→コマンドも試験に出てくるため、わざわざ頑張って暗記するよりも自然に覚える方が楽 - ディレクトリ構成が自然と頭に入ってくる。
→ファイルを跨いだ継承やモジュール関係の箇所は、
実際にディレクトリ、ファイルを作成してコンパイル&実行を行うと頭に入ってきやすい。 - コンパイルエラー、例外、実行時エラー等の違いが経験として蓄積できる
→WebのコンパイラやIDEはお手軽に作業できるが、
いちいち手でコンパイル&実行する方が、コンパイルと実行の差がはっきりして分かりやすい。
また、コンパイルを省略してjava A.javaのように実行したときの挙動など、
実際に手で実行した方が経験として残りやすい。
※参考までに、私の合格時の正答率は90%です!もちろん1発合格です。
※コマンドラインでコンパイル&実行したいというだけの理由なら、
dockerでなくてもいいのでは?という声が聞こえてこないでもない。
まーその通り。
dockerで構築した方がかっこいいじゃんというだけ。あとホスト側の環境汚さないし。
ディレクトリ構成
ディレクトリ構成は以下の通り。
.
|-- docker/ # docker関係のファイルの置き場所
| `-- docker-compose.yml
|-- memo/ # ちょっとしたメモ類
|-- readme.md
`-- work/ # 作業ディレクトリ
# コンテナ内の~/workとマウントしてある
インストール方法
docker-compose.ymlがあるディレクトリで、下記コマンドを実行する。
docker-compose up -d
使い方
- お好みのテキストエディタを使用し、作業ディレクトリ(work/)内でjavaファイルを作成、編集
※work直下に直接ファイルを作成すると散らかるので、
実際はwork下に沢山ディレクトリを作成し、
その下で作業を行うことになると思う。 - コンテナ内でコンパイル&実行
※コンテナへの入り方
docker exec -it コンテナ名 bash