今回やること
- ポインターによる視点検知
- 視点検知によるアクションの実装
概要
- ポインターによる視点検知とアクションの実装を行います。
# 準備するもの
- 前回の続きです。
1. ポインターによる視点検知
- 3D Object>Cubeを配置します。
- CubeのPositionを調整して、カメラに映るようにしましょう。
- Main CameraにPhysics Raycasterを追加します。
- Event SystemをSceneに追加します。
- Event SystemにGazeInputModuleを追加します。
このままでは、standalone Input Moduleと競合してしまい、GazeInputModuleが思ったように機能しないため、優先順位をあげます。
ここまで実装したら、シーンを再生してみましょう。ポインターがCubeを認識するようになります。
2. 視点検知によるアクションの実装
次は、ポインターがCube上に乗ったとき動くようにしたいと思います。
- 例えば、moveUpという名前でscriptを作成してください。
CubeのInspectorにおいて追加することに注意してください。
選択された部分のコードを入力してください。今回は、y軸方向に移動するようにしています。
CubeにEvent Triggerを追加します。
Add New Event Type>PointerEnterを選択します。
他にもTriggerはあるので、色々と検証してみると良いと思います。
CubeのInspectorにあるMove Up(Script)をRuntime Onlyの下(None Object)まで D&Dします。
None Function>moveUp>moveCubeUp()を選択します。
これで、ポインターがCubeに入ったとき、CubeがY軸正方向に動きます。
以上で、視点検知と視点検知によるアクションの実装は終了です。