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【個人開発】LINEトークの投稿写真をGoogleドライブに自動保存してくれるbot!【動画解説付】

Last updated at Posted at 2022-07-31

「友人や家族のグループLINEで写真が送られてきたけど、保存し忘れてたら、有効期限が切れてしまった…」

そんなお悩みを解消するため、LINEのトーク画面に投稿された画像をGoogleドライブに自動保存してくれるボットを個人開発しました!

スプレッドシートも公開しているので、LINE Messaging APIの設定し、LINEトークに追加するだけで簡単に作成できます。

※導入手順を解説しているLINE Developer Community(LINEDC)のハンズオン動画も掲載しています。

グループLINEで写真共有も保存忘れで期限切れに

メッセージングアプリのLINEでは、複数人のグループを作成するグループLINEが便利です。

友人や家族との旅行やイベントで撮影した写真をグループトークで共有したりできます。

ただ、LINEに投稿された写真を保存し忘れてしまうことが度々起きてしまいます。
image.png
LINEに投稿された写真には有効期限が設定されており、有効期限が切れると閲覧できなくなります。
Screenshot_20220731_214857.png
画像の再投稿を依頼するのは面倒ですし、相手にも「ちゃんと保存して」と思われてしまいます。

その結果、写真の再投稿を頼めず、写真が手元になくなることも多いです。

LINE画像投稿→自動保存で解決!

こうしたLINE投稿写真の保存忘れによる期限切れ問題を解決するにはどうすればよいでしょうか?

「トークの投稿をチェックし、画像があればダウンロードする」 と心がけても、抜け漏れは生じてしまいます。
image.png
そこで解決策として提案したいのが、「LINEトークに画像が投稿されたら、自動で保存する仕組み」 です。

人間系に頼らず、プログラムによる保存の自動化であれば、写真保存を忘れることはありません。

LINE Messaging APIを利用することで、そうした自動化に取り組むことができます。

LINE投稿画像をGoogleドライブに自動保存するボットを個人開発

そこで、LINE投稿画像をGoogleドライブに自動保存するLINEボット(LINE投稿画像自動保存ボット)を個人開発してみました。

LINE Messaging APIを使ったLINEボットで、Google Apps Script(GAS)で開発しています。
LINE画像自動保存ボットは、LINEトークに画像が投稿されると、自動的にGoogleドライブに保存してくれます。
20220731_qiita_001.jpg
image.png

今回はGASに詳しくない人でも利用できるようにすでに完成した状態のスプレッドシートを用意しています。

LINE Messaging APIの設定は必要ですが、GASのコードを記述することなく、手順に従ってセットアップすればどのLINEアカウントでも利用可能です。

LINE Messaging APIとGoogleドライブ(15GB)どちらも無料で!

今回、個人開発したLINE投稿画像自動保存ボットは無料で利用できるのが特徴です。

LINE Messaging APIではユーザー投稿を受けて稼働させるだけなので、費用がかかりません。
(LINEは友達アカウントにプッシュメッセージを送信した場合に、課金が必要に)

さらに、画像保存先のGoogleドライブはみなさんも利用している通り、無料で利用できます。

15GBまで保存できるので、1つの画像を200KB未満と仮定すると、約8万枚の写真が保存可能です。

費用等をかけることなく、LINE投稿画像を自動保存してくれ、期限切れで閲覧できなくなることを防いでくれます。

LINE投稿画像自動保存ボット利用手順

LINE投稿画像自動保存ボットの利用手順を解説します。

LINE投稿画像自動保存ボットをLINEトークに追加するまでに以下の3Stepが必要です。

  1. LINE Messaging APIの登録
  2. グループトークに投稿できるようにしてトークン発行
  3. ツール(スプレッドシート)のセットアップ
  4. WebアプリケーションとしてGASプログラムをデプロイ
  5. LINE投稿画像自動保存ボットの追加

※詳しい利用手順は以下の記事に書いているので、そちらをご確認ください↓

スプレッドシートのLINE投稿画像自動保存ボットのツールは以下で公開しています。

LINEの写真をGoogleドライブに自動保存ボットツール(スプレッドシート)

閲覧権限のみなので、コピーして利用してください。

GASのプログラムは上記ツールにセットしているので、コードは1行も書く必要なく、ポチポチ設定するだけで利用できるようになっています。

あとは画像を保存したいグループLINEや複数人トークにLINE投稿画像自動保存ボットを追加すれば、画像が投稿されると自動的にGoogleドライブに保存してくれます。

LINE Developer Communityハンズオン動画

なお、LINE投稿画像自動保存ボットの導入方法については、LINE Developer Community(LINEDC)のYoutubeアカウントにて、ハンズオン動画としても公開しています。

LINE API Expertである仲条 高幸さんがモデレーターとして進行いただきました。

セットアップ手順はテキストよりも動画のほうが分かりやすいので、ぜひ、解説記事と併せてご覧ください。

終わりに

今回、個人開発したLINEトークに投稿された写真・画像を自動でGoogleドライブに保存するボットを個人開発したので、導入方法含めて紹介しました。

LINEのグループトークなどで投稿された画像をつい保存し忘れてしまい、期限切れになって閲覧不可になるのを防ぐボットです。

LINE Messaging APIとGoogleドライブ、どちらも無料で利用できるのでタダで写真を保存できます。

写真保存忘れを防ごうと気をつけても、忙しい時などどうしても抜け漏れが生じます。

そうした保存忘れを防止するためには、仕組み化することが大切です。

よくLINEトークで共有された画像が期限切れになってしまう人は、ぜひこのLINE投稿画像自動保存ボットを導入してみてください。

【参考リンク】

LINE投稿写真の保存期限切れ防止!Googleドライブ自動保存ボットの作り方(AutoWorker)
LINEの写真保存期間切れとはこれでオサラバ!【自動でGoogleDriveに保存する方法】(Youtube)

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