0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【ITパスポート勉強記録】第十二回 1章 ハードウェアと基礎理論〈2〉

0
Posted at

【ITパスポート】入出力装置とインターフェース、AI、確率と統計について(1-5~1-8)

まえがき

ITパスポートの勉強をしているので、復習として記事にまとめました。
理解しやすいようにまとめたため、教材と一部説明が異なります。

今回は、1章の「入出力装置」「入出力インターフェース」「AI」「確率と統計」についてまとめます。


使用教材

令和8年 イメージ&クレバー方式でよくわかる
かやのき先生のITパスポート教室

https://gihyo.jp/book/2025/978-4-297-15243-7


入出力装置

入力装置

コンピュータにプログラムやデータを入力する装置のこと。

  • OMR(Optical Mark Reader):塗りつぶしたマークの位置を読み取る装置のこと。マークシートなどに利用される
  • OCR(Optical Character Recognition):手書き文字を読み取り、テキストデータに変換する技術のこと。AIを用いたものはAI-OCRと呼ばれる

バーコードリーダー

バーコードを光学的に読み取る装置のこと。

  1. JANコード:商品を識別・管理するためのコードのこと。商品のパッケージなどに印刷され、国コード、メーカーコード、商品アイテムコード、チェックディジットで構成される
  2. QRコード:多くの情報を格納できる2次元コードのこと。スマートフォンへの表示や決済サービスなどに使われ、どの方向からでも読み取れ、多少の汚れがあっても読み取れる

出力装置

ディスプレイ

コンピュータの処理結果を画面に表示する装置のこと。

  • 解像度:文字や画像を表すピクセル(画素)の数のこと。解像度が高いほどピクセルが多く、1度に表示できる情報が多い。4K、8Kなどは水平方向のピクセル数の目安を表す
  • :R(Red)・G(Green)・B(Blue)の三色の組み合わせで表現される(光の三原色)。3色それぞれ8ビット(256階調)に分けられる

プリンタ

コンピュータの処理結果を紙に出力する出力装置のこと。

種類 特徴
レーザプリンタ レーザ光と静電気で印字する。静か・高品質・高速だが値段が高い
インクジェットプリンタ インクを吹き付けて印字する。静か・品質はそれなり・低価格
ドットインパクトプリンタ 印字ヘッドのピンで印字する。うるさい・品質は低いが、伝票印刷などに使われる
  • 解像度:1インチあたりのドット数(dpi)で表す
  • :C(Cyan)・M(Magenta)・Y(Yellow)の三色の組み合わせで表現される(色の三原色)。混ぜると黒になるが、実際にはK(Key plate:黒)を加えたCMYKが基本となる

入出力インターフェース

入出力インターフェース

コンピュータと周辺装置の接点のこと。

USB

様々な周辺装置に使われる標準的なインターフェース。
コネクタ(差込口)の形状によってType-A、Type-B、B mini、B micro、Type-Cなどに分けられる。

  • プラグアンドプレイ:ケーブルを差し込むと自動で機器を認識し、設定を行う方式のこと
  • バスパワー方式:USBケーブルを通じて電力を供給する方式のこと

HDMI

映像、音声、制御信号をまとめて入出力できる、AV機器向けのインターフェースのこと。


無線インターフェース

Bluetooth

電波を利用した無線通信のインターフェース。
2.4GHz帯の電波を利用し、半径数m〜数十mの範囲で通信できる。

  • BLE(Bluetooth Low Energy):超省電力なBluetoothの規格

IrDA

赤外線を利用した無線通信のインターフェース。
テレビのリモコンなどに利用される。


RFID(Radio Frequency IDentification)

ICタグに埋め込まれた情報を、電波を使って非接触で読み書きする技術のこと。
複数のタグを一括で読み取ることができ、遮蔽物越しでも読み取れる。

※在庫管理や交通系ICカード、万引き防止タグなどに利用される。


NFC(Near Field Communication)

RFIDの国際規格。
数cm程度の近距離での無線通信を行う。
スマートフォンのタッチ決済などに利用されている。

デバイスドライバ

PCに接続された周辺機器を制御・操作するためのソフトウェアのこと。
マウスやキーボードのドライバはOSにあらかじめ組み込まれていることが多い。
※OSを再インストールすると、後から追加でインストールしたドライバは消える点に注意。

AI

AI(人工知能)

人間の知的活動をコンピュータ上で行うためのプログラムやシステムのこと。
ChatGPT、Google翻訳、写真加工アプリなどが該当する。

機械学習

過去のデータから学習し、将来の予測や判断を行うプログラムのこと。

学習方法 特徴
教師あり学習 学習データとラベルを与えて学習させる手法。分類タスクと回帰タスクに分けられる
教師なし学習 ラベルなしで、学習データのみから学習させる手法。統計や特徴の類似点をもとにクラスタリングを行う
強化学習 ラベルなしで、行動の結果に報酬を与えることで成功パターンを学習させる手法。将棋・チェスのAIや自動運転などに応用されている
  • ラベル:正解データのこと
  • 分類:あらかじめ定めた分類にデータを振り分けること
  • 回帰:連続する値を予測すること
  • クラスタリング:データをクラス分けすること

ディープラーニング

ニューラルネットワーク(人間の脳神経を模倣したモデル)を多層に重ねた機械学習のこと。


バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)

学習後に誤った結果が出た場合、誤差を逆方向に伝えて再学習させ、修正する手法のこと。


過学習

モデルが学習データに過剰に適合し、未知のデータを正しく処理できなくなること。


差分学習

既存のモデルを利用し、差分だけを追加で学習させる方法のこと。
効率よく学習できる。


転移学習

既存の学習済みモデルを別の課題に活用する学習方法のこと。
少ないデータで短時間の学習が可能。


ハルシネーション

事実に基づかない内容を、真実であるかのように生成AIが出力してしまうこと。


基盤モデル(ファウンデーションモデル)

大量かつ多様なデータを事前学習した、汎用的に利用できる大規模なAIモデルのこと。
※様々な用途に応用できる土台となるモデルで、生成AIの多くはこの基盤モデルをもとに作られている。


ファインチューニング

基盤モデルなど既存の学習済みモデルに対し、特定の目的に合わせたデータを追加で学習させ、精度を高める手法のこと。
※転移学習の一種で、モデル全体または一部のパラメータを再調整する点が特徴。

生成AI

事前に学習したデータをもとに、新しいコンテンツを生成するAIモデルのこと。
文章・音声・画像・動画・プログラムコードなど様々コンテンツに対応している。

OpenAIのChatGPTが有名。

AIの問題点

法整備が十分でないことに加え、情報漏えいや知的財産権の侵害なども課題となっている。


アドバーサリアル・エグザンプル

AIが誤認識するように細工されたデータ(ノイズ)のこと。


ディープフェイク

生成AIを用いて偽の画像や動画を生成する技術のこと。
フェイクニュースの温床として問題視される。


説明可能なAI(XAI)

AIの意思決定過程を人が理解できるようにする取り組みのこと。
AIの結果導出過程はブラックボックスになりやすいため、結果の根拠を示すことが求められる。


AI活用ガイドライン

  1. 適正利用
  2. 適正学習
  3. 連携
  4. 安全
  5. セキュリティ
  6. プライバシー
  7. 尊厳・自立
  8. 公平性
  9. 透明性
  10. アカウンタビリティ
  • プロンプトエンジニアリング:生成AIに対して効果的なプロンプト(質問や指示)を書くスキル

確率と統計

確率

ある事象が起こる確率は、次の式で求められる。

確率 = \frac{ある事象が起こる場合の数}{起こりうる事象のすべての場合の数}

場合の数

  • 複数の事象が同時に起こる場合の数は、それぞれので求める
  • 複数の事象が別々に起こる場合の数は、それぞれので求める

順列

n個の中からr個を順番を区別して取り出して並べる方法の数のこと。
順番の異なるものは別のものとして扱う。

{}_n P_r = \frac{n!}{(n-r)!} \quad (n \geq r)

組合せ

n個の中から、並び順を考慮せずにr個を取り出す方法の数のこと。

{}_n C_r = \frac{n!}{r!(n-r)!}

統計

指標 説明
平均値 データの合計をデータの個数で割った値
メジアン(中央値) データを並べたときの中央の値
モード(最頻値) 出現頻度の最も高い値
レンジ(範囲) データの最大値と最小値の差
分散 平均値からのばらつきの度合い。偏差(平均との差)の2乗の平均値
標準偏差 分散の平方根

正規分布

平均値を中心とした左右対称の釣り鐘型をした分布のこと。

  • 平均値 ± 標準偏差 の範囲に約68%
  • 平均値 ± 標準偏差 × 2 の範囲に約95%

のデータが含まれる。


偏差値

平均値50、標準偏差10とした場合の相対的な位置を示す指標のこと。次の式で求められる。

偏差値 = \frac{得点 - 平均点}{標準偏差} \times 10 + 50

試験によく出るポイント

項目 覚えるポイント
OMR/OCR OMRはマーク読取、OCRは文字読取
JANコード 国コード・メーカーコード・商品アイテムコード・チェックディジットで構成
QRコード 2次元コードで大容量、汚れや角度に強い
RFID/NFC RFIDは非接触通信技術の総称、NFCはRFID規格の1つで数cmの近距離通信
USB Type-A/B/Cなどのコネクタ形状、プラグアンドプレイ、バスパワー
BLE Blueoothの規格 省電力
教師あり/なし/強化学習 ラベルの有無、報酬による学習の違い
ディープラーニング ニューラルネットワークを多層化した学習手法
ハルシネーション 生成AIが事実でない内容をもっともらしく生成すること
基盤モデル/ファインチューニング 基盤モデルは汎用の大規模モデル、ファインチューニングは目的に応じた追加学習
分散・標準偏差 分散は偏差の2乗の平均、標準偏差はその平方根
正規分布 平均±標準偏差の範囲に約68%のデータが含まれる

あとがき

今回は、入出力装置・入出力インターフェース・AI・確率と統計についてまとめました。

AI分野は近年のITパスポートで出題が増えている印象があり、機械学習の種類やディープラーニング関連の用語、AIの問題点は特に押さえておきたいところです。また確率・統計は計算問題として出題されるため、公式を正しく覚えておく必要があります。

次回は、2章の「ソフトウェア」から進めていきます。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?