はじめに
SharePoint等で使われるCAML(Collaborative Application Markup Language)はSharePointをカスタムするうえで知っておいて損はないマークアップ言語なのですが、いかんせんMicrosoftの提供している資料もわかりづらく、エディタもなかなかない。
そんな中で、少し便利なツールを最近見つけましたので紹介します。
※参考 Microsoft DocsのCAML概要
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/dev/schema/collaborative-application-markup-language-caml-schemas
SmartCAML
プルダウン方式でクエリーを組み立ててゆくツールです。
以下から入手することができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/smartcaml/9nn8gjpnxvfg
※Windowsストアアプリです。
システム要件はWindows10以上。標準的なマシンならインストールはできると思います。
【ストアの画面】
インストールして起動するとサイトを入力する画面が出てくるので、サイト名とアカウント情報を入力
左ペインにリストやらライブラリーやらが並びます。システムのリストが見えてしまっているので注意してください
対象となるリストを選択し「New Query」ボタンを押すと、クエリービルダーが起動します
ビルダ画面で項目名やAnd or をいじって「Run Query」ボタンを押すと、実行結果が下ペインに表示されます
結果が問題なければ、「XML」タブを開いてみてください。
CAMLクエリーが生成されています。
これをペタペタ張り付ければ、完成です。
最後に
はじめてQittaに投稿しました。
CAMLはもう使うこともないと思っていたんですが、モダンのWebパーツでちらほらと出てきています。
書式JSONも大事ですが、こんな旧技術も生きていますといういうことで