LoginSignup
11
0

More than 1 year has passed since last update.

Aurora Serverless(MySQL)メジャーアップグレード手順について

Posted at

はじめに

Auroraのメジャーアップグレード(Aurora mysql v1(mysql 5.6互換のEOL)について、
AWSから通知があり、Aurora mysql v1(mysql 5.6互換)から、
Aurora mysql v2(mysql 5.7互換)にメジャーアップグレードを行う必要がありました。
備忘として、コンソールでの作業手順をまとめてみました。

アップグレード対象の確認

AWSコンソールにログインし、データベース一覧画面から該当のAuroraのエンジンバージョンが、
5.6.mysql_aurora.1.22.3(EOLバージョン)であることを確認します。
(画面に表示されない場合、設定で「エンジンバージョン」の表示を有効にしてください。)
aurora_serverless_major_vup_1.png

事前作業

  • スナップショット取得
    クラスター構成の場合、アップグレード時に自動でスナップショットを取得してくれません。
    もしロールバックすることになった場合、困ってしまうので、
    事前にスナップショットを手動で取得しておく必要があります。

  • パラメータグループの作成
    カスタムパラメータを使用している場合、メジャーアップグレード時にカスタムパラメータを指定する必要があります。
    その為、事前にアップグレード先に対応したカスタムパラメータを作成しておく必要があります。

アップグレード作業

アップグレード対象を選択し、データベース一覧画面右上の「変更」ボタンを押下します。
aurora_serverless_major_vup_2.png

設定変更画面にて、設定欄の「バージョン」のリストからアップグレード先のバージョン(MySQL5.7互換)を選択します。
aurora_serverless_major_vup_3.png

最下部にスクロールし、追加設定欄の「DBクラスターのパラメータグループ」のリストから、
事前に作成しておいたパラメータグループを選択します。
さらに画面右下の「続行」ボタンを押下します。
aurora_serverless_major_vup_4.png

変更のサマリーを参照し、現新の値を確認します。
又、変更のスケジューリング欄のタイミングを「すぐに適用」のラジオボタンを選択します。
問題なければ、「クラスターの変更」ボタンを押下します。
aurora_serverless_major_vup_5.png

アップグレード処理が実行されます。
20分程のダウンタイムが発生した後、アップグレードが完了しました。
aurora_serverless_major_vup_6.png

考慮事項など

・ダウンタイムが発生する為、システムが稼働していない時間帯を見計って作業する必要があります。

11
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
0