MBS FileMaker Pluginの多彩なコピー機能
MBS FileMaker Pluginは、FileMakerで作ったAppに多数の機能追加ができるプラグインですが、開発の効率化を図るための機能も有しています。
その中でも、MBS FileMaker Pluginのコピー機能は、FileMakerの標準機能では取得できない箇所の情報をコピーできるため、開発業務の効率化や、ドキュメント作成などにも重宝するでしょう。
今回はその一例を紹介します。
スクリプトトリガーに設定したスクリプトを効率よく編集作業に進められる。
スクリプトトリガーの設定は、各イベントごとにスクリプトをアサインすることで実行されます。
上図のように、スクリプトをセットすることや取り外すことはこちらの画面で実現します。
技術者ならばよく遭遇するケースとして、セットしたスクリプトの内容を修正したいということがあるでしょう。
現状の、スクリプトトリガの設定ウィンドウでは、ダイレクトにスクリプトの編集画面には遷移できません。
そこでうまく活用できるのが、MBS FileMaker Pluginのコピー機能です。
画面に表示されているスクリプト名を頭で覚えたり、メモを取ることは少し手間がかかります。
コピー機能があれば効率がよいです。
MBS FileMaker Pluginでは、下図の部分にてコピーを取得することが可能です。
ただし、こちらの場所でコピーすると、ダブルクォーテーションもセットでコピーされてしまうことに注意が必要です。
スクリプト選択ウィンドウを表示し、スクリプト名の上で右クリックしてCopy Valueを選びます
あとは、スクリプトウィンドウを開き、検索窓にさきほどコピーしたスクリプト名をペーストすれば、目的のスクリプトを確実に特定できます。
スクリプト名がとても長い場合など、頭では覚えきれない場合には特に便利でしょう。
さまざまな場所で試してみましょう
ご覧いただけたように、MBS FileMaker Pluginのコピー機能は、さまざまな場所で機能します。
「もしかしてここでコピーできる?」と思ったならば、右クリックしてみましょう。
コンテキストメニューで、MBS FileMaker Pluginのメニューが出てきたら「やったぜ!」という気持ちになることでしょう。
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