はじめに
TouchDesignerを使い始めてはや2年。
まだまだ勉強中ですが、CHOPの値の使い方について未だに「あれ、この時どのCHOP使えばいいんだっけ・・・」ということがあります。
なので要素を変換する系の特殊なCHOPの逆引きシートを作りました。
が、それを見る前にCHOPの基本的な名称を覚えておきましょう。
Value
単一の値です。CHOPで扱う値の最小単位です。日本語訳すると『値』ですね。
Sample
Valueが連なったものです。
と書きましたが恐らく逆で、Sampleの標本数が1つしかないものがValue、というのがTouchDesigner上の概念のようです。
なのでぱっと見『配列』(Array)のように見えますが、日本語訳としては『標本』が妥当かと思います。
Channel
ValueあるいはChannelのラベルです。
日本語訳は・・・難しいですね。まぁそのまま『チャンネル』と思ってもらえれば良いかと思います。
で、逆引きシート
ValueをストックしてSampleを作りたい
Valueを複数繋いで、Sampleを作りたい
Sampleの並び順を逆転させたい
Stretch CHOPのReverse IntervalをOnにします。
Sampleを分解し、複数ChannelのValueにしたい
Shuffle CHOPのMethodをSplit All Samplesにします。
ChannelとSampleをスワップしたい(交換したい)
Shuffle CHOPのMethodをSwap Channels and Samplesにします。
『要素数5のSampleが3Channel』の場合、『要素数3のSampleが5Channel』になります。
Sampleの最後尾に別のSampleを合体させて、長いSampleを作りたい
Shuffle CHOPのMethodをSequence All Channelsにします。
2つのSampleを混ぜて、長いSampleを作りたい
Shuffle CHOPのMethodをSequence All Samplesにします。
Sampleの間に別のSampleを挿入したい
1ChannelのValueを、複数のチャンネルに振り分けたい
Fan CHOPのOperationをFan Outにします。
複数ChannelのValueのうち、アクティブなChannelだけ知りたい
Fan CHOPのOperationをFan Inにします。
1つめのChannelに1が入っていると0、2つめのChannelに1が入っていると1、3つめのChannelに1が入っていると2を返します。