HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2に合格したので
これまでの学習スタイルであったり、学習方法などまとめて
同じ資格試験の合格を目指している方や、
これから取得に向けて勉強を始める方の
参考になる記事になればよいなと思います。
HTML5プロフェッショナル認定試験とは
特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが主催する民間資格です。HTML5プロフェッショナル認定試験にはレベル1とレベル2が存在し、
それぞれ出題範囲が異なりますが、レベル1の説明については割愛します。
レベル2の出題範囲
2.1 JavaScript2.1.2 ES6(ECMAScript2015)以降の新機能(Ver2.5)
2.2 WebブラウザにおけるJavaScript API
2.3 グラフィックス・アニメーション
2.4 マルチメディア
2.5 ストレージ
2.6 通信
2.7 デバイスアクセス
2.8 パフォーマンスとオフライン
2.9 セキュリティモデル
9つのセクションに分かれ、さらにVer2.5から
ES6以降の機能(let,const, アロー関数、Promise etc...)も範囲となります。
ここで思うのが、「これってJavaScriptの試験じゃん...」
はい、そうです。
出題される問題全てJavaScriptからなんです。
公式ページに記載された内容を見ると
試験正式名(和名):HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2
ですが下に略称の記載があり、そこをみると
試験名の略称(和名):HTML5(JavaScript) レベル2試験
堂々と(JavaScript)と書いてあります。
ここで注意したいのが、
「JavaScriptを勉強だけすればよい」
と思わないことです。
HTMLを理解していることが大前提としてあるため
ある程度抑えておく必要があります。
なのでHTMLの内容に不安がある方はまずレベル1の取得を目指しましょう
(ちなみに私は2022年8月頃にレベル1を取得しました。)
前置きはこのくらいにして本題である学習内容に移りたいと思います。
学習内容
学習期間2022/11月中頃~2023/1月の約2か月間
(試験日は2023/1/21日)
1日の勉強時間(1日あたり3時間程度)
出勤前6:30~7:30目安 約1時間
出勤途中(電車) 約30分
仕事終わり(電車) 約30分
帰宅後21:00~22:00目安 約1時間
※土日は気が向いたり用事がない場合に限りやる程度です。
私のポリシーとして無理に根詰めをしないようにしています。
自分を操作し継続させる事が資格試験に合格するために
最も重要だと思うのでメリハリをつけるようにしました。
学習教材
・認定試験レベル2 対策テキスト&問題集
・レベル2 スピードマスター問題集(最重要)
・ポラリステーション(Webサービス) Ver2.5対応!!
の3点を利用して学習しました。
現在Ver2.5の試験のみ受験可能ですが、Ver2.0から切替え2か月くらい?(2023/1現在)
なので対策テキストがVer2.5に対応しているものがかぎりなく少ないため
Ver2.0のもので学習しましたが、さほど影響はありませんでした。
ES6以降はJSPrimerなどを利用して抑えておく程度でよいでしょう。
この中でおすすめしたいのが
HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応
になります。正直この1冊を網羅できれば合格できると思います。
じゃあなぜ3点利用したのかというと
①認定試験レベル2 対策テキスト&問題集については問題集を購入する前にすでに購入していたためです。
これに関してはほぼ使いませんでした。このくらいの情報はWEB検索で十分です。
②ポラリステーション(Webサービス)については、移動中も学習をしていると上でお話しましたが
その際、問題集を電車に忘れてしまいなくしてしまったため利用しました。
新しい問題に触れるという点では違う視点から学べたことがあったので、不安がある方は利用をおすすめします。
ただサービスの質については発展途上といった感じです。
あとは公式ページにあるサンプル問題を活用することです。
サンプル問題についてはいろんな方が申すように難易度が高めです。
ただし、難易度が高いということはその問題について正しく理解できているかどうかの指標にもなる為
ある程度学習が進んだあたりで、どうしても何をしてらよいか、何がわからないのかわからない問題に直面する
機会があると思います。(答えを覚えてしまって問題を解くことが作業になってしまった時など)
その時にサンプル問題を活用して、理解が乏しい部分の洗いだしを行い、より深く学習することをしていました。
学習内容については以上です。
次に試験の出題傾向について解説します。
出題傾向
出題傾向について、試験を受けた印象を述べると
「全てのカテゴリーから網羅的に出題」という印象でした。
しかしこれだと全然参考にならないってなってしまうので
アドバイスをするのであれば
2.1 JavaScript
2.2 WebブラウザにおけるJavaScript API
このカテゴリーは100点をとれるくらい学習する必要があります。
JavaScriptの知識が前提として
WebStrageであったりXMLHttpRequestなどが出題されるので
前提知識である2.1、2.2は間違いなく抑える必要があります!!
あとはイベントの理解は必須、このイベントはこういう条件で発火するまで覚えておくとよいでしょう。
・クリックイベント
・キーボードイベント
・マウスイベント
・ウィンドウイベント
その他は
DOM API, History API, ストレージからの出題が印象に残ってますが...
何度も言いますが、最終的には全体を網羅しておく必要があります。
総括
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2を学習するとJSに強くなった気になれるということ!!以上