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M5stickVでソーシャルディスタンスを可視化する

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先日M5stackハッカソンに参加したのでその時に製作したプロトタイプを紹介したいと思います。
今回のハッカソンはm5stackハッカソンということで、以前購入して引き出しに閉まってあったM5stackBasicで参戦、参加にあたりM5stickVを追加で購入しました。

ソーシャルディスタンス

ハッカソン当日、M5stickVで何ができるかと模索していた時に公式サイトのクイックスタートにFace detectという項目を発見。顔の位置やサイズを取得できることがわかったので、Face detectを使用して顔のサイズを取得し近いか遠いかを判断してm5stackBasicの画面表示物を替える「ソーシャルディスタンス」というものを制作しました。

完成品はこちら

参考記事

顔の検出方法はこちらに書いてあります。
https://qiita.com/Toshiki0324/items/ef3edbdee2aeabc39433

顔のサイズで変わる顔

M5stickVのFaceDetectを利用して顔の大きさを取得しています。
FaceDetectで取得した配列の5番目の値と100という大きさを比較しています。
取得できる値は公式サイトに記載されています
Image from Gyazo

Image from Gyazo

顔が小さい時(離れていると仮定)

顔が小さい時は距離が遠いと仮定しているのでソーシャルディスタンスが保てているのでにこにこマークです。
IMG_1302.JPG

顔が大きい時(距離が近いと仮定)

顔が大きい時は距離が近いのでソーシャルディスタンスが保ってていないと怒っています。
IMG_1309.JPG

uiFLOW

uiFLOWは以下のような形で作りました。
Image from Gyazo

発展

M5stickVは今回利用したV-functionの他にもV-Training
といった方法もあり、あらかじめ登録したものを判別することができます。記事を書いていますので参考までにどうぞ

ペペロンチーノか、ペペロンチーノ以外か

似たようなものを判別するのは大変ですが、4000円ぐらいでここまでできるなんてすごい。製造業では部品の有無のポカヨケや、員数管理でも使えそう、カメラ内の物の動きも検知できるので防犯カメラもできそう。

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